全ての人が投資家である
先日、レオス・キャピタルワークス最高運用責任者の藤野英人さんの株式投資講座に行って来ました。
投資講座と言えば、ちょっとこむずかしい経済のお話?と感じられる方も多いのではないでしょうか?
私がこの方に興味を持った理由として、社会の一員としての在り方みたいなものが本で読み取ることができたからです。
この講座は、藤野さんが、皆さんを株の投資家として話されているのではなく、社会に存在している全ての人が投資家だと、話されていました。
そう言われると、なんで?
と疑問を持たれるかもしれません。
人は存在する限り、価値がある
投資家のイメージとしてこう定義されています。
人は生かし、生かされている。
人は生きているだけで、人を支え助けている。
だから、人は存在する限り、価値がある。
たとえ赤ちゃんでも、赤ちゃんがいる限り存在するビジネス、例えば、小児科用薬、紙おむつ、粉ミルク、ベビーカーなどの会社が生まれ、赤ちゃんは働いていないが、それを支える産業が存在し、それで生活している人はいるわけです。
ということは、もし存在しなくなったら、その為に働いている人は職を失ってしまうわけです。
では、大人はどうでしょう。
働くことで生産し、その対価としてお金を頂いています。そして、今度は、生きるためにこのお金を使っています。こうやって、社会全体が回っているわけです。
誰の為の投資?
では、人を投資家という概念で考えたとき、一体誰に投資しているのでしょうか?
極論から言えば、生きるため働いている。
そう、私たちは、生きるために一生懸命働いて、それを、自分や家族のために使っている。
人は人のために投資している訳です。
では、投資家として、一番効率のいい、そして絶対裏切らない人って誰??
って自分に質問を投げかけたとき、一番効率がよくリターンが返ってくるのは自分です。
もちろん、子供に投資するのもありだと思いいます。
ですが、子供は大きくなってそのリターンを親に与えてくれるとは、誰も約束していません。
ですから、リスクはありますが、自分もそうやって親から与えられた物を返済していると考えた方が、しっくりきますね。
未来に投資する
投資すれば、何かしら返ってきます。これが、プラスの時もあれば、マイナスの時もあります。
もちろん、他人に投資すれば、ハイリスク、ハイリターンですが、自分でどうでしょう?
このリスクを最小限で抑えられるのが、自分です。だって、自分は自分で裏切らないからです。
自分の将来に投資することは、人生という長いスパンで見れば、リターンも多いはずです。
ただし、「成長にかける」事が一番リスクが少ないのです。
自分の成長に!
私たちの未来は、これから創り出すもの。
自分への投資も地道に続けていきたいと心から思っています。