もしこの言葉が本当なら、私は今から通帳を握りしめて、銀行へ行き、有りったけのお金をおろして沢山の叶えたいことをします!
でも、本当ですか??
私の中でしたいこと、いっぱいしたらお金なくなりますよ〜。
だって、私の資産から,したいこと(予算)を引くとマイナスです。
使いたいことってなんでしょう?
では、したいことってなんでしょう?
年に数回の海外旅行、夢に描いたような家、お手伝いさん、あ〜考えるだけでワクワクします。
それから、仕事もサラリーではないので、明日から何も入ってきません。
一直線に生活苦です。苦笑。
だのに、お金に関する本を読めば読むほど、「お金は使わないと入ってこない」みたいなことが触れてあります。
本当なんでしょうか?
1ヶ月間の使ったものを調べてみる
自分が何に使ったかを記録ことは、決して節約するために行うのではなく、「自覚する」です。
例題
この著書では、2つのケースでどちらがワクワクするか感じてもらいます。
- 仕事の帰り道、なんとなく寄るコンビニ、いつもの癖で、コーヒーを買い、口さみしいので、唐揚げと雑誌をお買い上げ。 計720円
- ずっと欲しいと思っていた、靴。たまたま通りすがりの靴屋さんで、靴を履いてみると、とても履きやすい。値段は定価だったが、履きごごちが一番と、予算オーバーですが購入。 計23,000円
あなたは、どっちがワクワクします?
答えは、それぞれ違うと思います。
だって、コンビニで買った、大好きな物を食べながら雑誌を読む。そして、リラックス出来るなら、それはそれで良いのではないかと。
また、新しい靴を履いて外出するワクワク感もいいですね〜〜。
ここで、重要なのは、あなたが何を考えて、その消費行動をとったか、です。
消費行動には、概ね、投資、消費、浪費と区別します。
投資は、お金をかける事だけではなく、未来の自分の幸福にいくらつぎ込むかです。
行動全てにこの区分を付けると、時間もお金も何にリソースをかけるかがクリアーになってきます。
消費は、生きて行くための行動です。食べる、寝るなどのですが、もっと意味を持たせると投資と浪費に分けられるかもしれません。
浪費は、全く意味のないお金や時間の使い方です。
お金を使うという定義
使うという定義が、全く違うのです。
浪費家が、毎日湯水のごとくお金を使ったら、またたく間に破産ですが、意味のある使い方は、自分もそして、相手も喜びますね。
この、も、が大切な訳です。
自分だけでない相手ありきの考え方。ここに焦点を当てる事が大事なんですね。
落とし穴
孤独を埋める消費
私たちは、孤独を埋めるための商品やサービスに、思わずお金を使ってしまっていることがあります。
例えば、仕事帰りになんとなく寄っているコンビニ、ふと、いじってみる携帯電話でのゲームやSNS。
暇だから…
寂しいから…
悲しいから…
自分さえいいや、とか、自分の周りの人だけいいや、とか
お金を支配してみよう
お金に支配された人生とは、自分のことだけ考えている「閉じた人生」に他ならないわけです。
逆に、お金をどこに、どの目的でかけるかが、今度はお金を支配することになっていいきます。
もちろん、世の中きれいごとだけではやっていけないことも多々あるでしょうが、理想と現実の間を悩みながら歩いていけばいいと著者は述べています。
要するに、お金の使い道を体得することが、お金持ちの条件なのかもしれません。
お金持ちになった気持ちで振舞う
これは、湯水のごとく使う事ではなく、どうやったら、友好的関係が生まれるかが、お金を引き寄せるパワーかもしれません。
あ〜、道のりは長い。