夫は犬だと思えばいい
あまりにも衝撃的なタイトル!図書館で書庫に目を向けていた私は、思わず立ち止まった。
小説だろうか‥
そう思いながら、作者を見ると、花まる学習会代表 高濱正伸と書かれてある。
花まる学習会といえば‥子供が小学生のときに通っていた塾のイベントで、講師としてきていただいた、高濱先生ではないですか!
高濱先生先生は学習塾の先生でもあり、今では学習塾での独創的な授業と教育の観点から人気講師として各地を転々と公演なさっているようです。
その当時、そのおこぼれに当たったクチです。
なんとなく懐かしくなって、この本を思わず手にしました。
男と女は全く違う生き物
この衝撃的なタイトルの言わんとしていることは、男と女は全く違う生き物であるということです。
高濱先生は、子供さんを教えていくうちに、学習力を伸ばすには、家庭環境も大事な要因となっているわけで、お子さんに関われば関わるほど、とどのつまりが家庭環境?になることもしばしばあるそうです。
例えば、はじめはお子さんに勉強についてですが、話が深くなるにつれて、家庭環境や夫婦関係で、沢山の悩みや不安を目の当たりにしてきました。
いくら、学校や塾で先生方が素晴らしい授業をされても、子供に不安な要素があれば、集中できず、学力低下の要因になってしまうこともあるようです。
そこで、先生は男と女は全く違う生き物であると思って下さい。そうすれば、皆様の悩みが少なくとも軽減されるはずであると述べています。
そう、夫は犬だと思えばいい!と
意識改革のすすめ
遠い昔、そう、知り合った頃を思い出してみて下さい。
あの、ふあふあとして、とろけるアイスクリームのような甘〜い思い出!
なんでも、好き!で許せたあの出来事。
数年、いえ、数十年経てばすっかり変わり果て、家族になっています。
別に今が悪いといっているわけではありませんが、時と立場が変わるので当たり前です。
ですが、ゆっくり変わってしまっているので、今の自分にとって普通が、相手にとって普通じゃ〜ない事に気がつかなくなっている。そう、お互いに!
そこで、夫を犬だと思えばなんてことなく気持ちが軽くなる。
もし、あなたが、男性だとしたら、妻を◯◯だと思えばいいわけです。
気持ちを切り替えることで、ゆとりが生まれる
仮に、こう思って接してみましょう。
犬はごはんを作ることはできませんが、ごはんの時間には御主人が作ってくれるのを心待ちにしています。
そんな、愛犬かわいい〜ともいませんか?
ただし、美味しいものだと喜んで食べてくれますし、まずかったら食が進まないようです。
休日にゴロゴロしている夫を見たら、犬はゴロゴロするもの、動かないものだと思い切って割り切りましょう。
たまには、ボールを投げて、好きなところに行ってらっしゃい〜といえば、喜んで走っていくでしょうが、ちゃんとボールを加えて帰ってきます。
褒めるのも効果的です。「お手」ができたら撫でてあげる。飼い主に褒めてもらえば、犬は自慢げです。
夫婦関係がうまくいけば、うまく回り出す
このように視点を変えることで、ちょっとした歪みが軌道修正されることもあります。
どうしても、納得のいかないことは、ちゃんと話合う必要性があると思いますが、か〜っとなるだけで、解決の糸口を見つけ出さなければ、結局ムダなのです。
この本を読んで、犬の顔が浮かんだのは、私だけでしょうか‥クス 笑