ガネーシャがうるさいねん
ガネーシャがうるさいねん。はよう、部屋片づけろ!って
わかってまんがな~そやけど、何かと多忙なんですわ。
今日は、ブログの勉強会ですやろ~~。明日は、生花、金曜日は仕事が立て込んでいて、土日は、セミナーやらなんやかんやで、でづめですわ。
毎日が戦争でお手伝いさんを雇うが、私の夢やのに!どーせーと言うのかしら‥
そしたら、ガネーシャが、机叩いて、私に命令や!
「あんたな~、夢叶えたい!っていうたから、わざわざ、出版記念サイン会も断ってここまでやってきたっていうのに、それが、教えてをこう態度か?」
「なんやったら、今すぐ、帰ってもいいで~~。」
うぅぅ…
「そんな態度取らんでもええやん。そりゃー、あんたは、本3冊も出して、ベストセラーの人気者かもしれへんけど、ガネーシャは、インドの偉~い神様なんやったら、ちょ、ちょ~と魔法でもかけて、掃除してくれたらええやん。
私、忙しいねん。」
「アホか!忙しいからこそ、掃除して、要らんもん捨てなあかんねん。何度も言うてるやろ~~。お金は後から付いてくるって、」
「自分がなんとなく見ているテレビ番組、なんとなくやってるゲーム、ほんまに欲しいもんなんか?自分の収納やパソコンの中には、ほんまに欲しいもんだけが入ってんのか?もし、そうやないとしたら、自分が欲しいと思てるもんは一生手に入らへんで。部屋の大きさが限られているみたいにーーー自分が持てるもんも、生きている時間も、全部限られてるんやからな」
いや~私、ほとんどテレビもゲームもやってへんし!
って、心の中でつぶやいた。
おまけに主婦やから、たいがい片付けもやってるけど、ほんまに溜まるのは、ホコリとレシートやわ。ついでに、脂肪!
あかん、あかん、ガネーシャの奴、今週から我が家に住み着いたみたいで、家帰ったら、座敷で寝ておる。いや、神様やから、寝ておられます。にしとこ…
それでもって、「タダで願い叶えて貰おうなんて考えてへんやろうな〜。わしへのお供え物、ほら、わしの大好物知ってるやろ~~あ、ん、み、つ (^O^)。もう6月に入って暑くなってきたから、アイスもつけてね」
って、言うねん。
あかんー、完全にガネーシャのペースにハマりましたわ。
「えーと、ガネーシャ様、私メッチャ忙しい身でございます。来週ではいけませんか?」と、聞いてみた。
「思い立ったが吉日!って言いますやん。このチャンス逃したら、お金入ってこんようになりますよ~、パオ~~」
はぁ…。
「それに、あんたさん、スタオバさんの勉強会の時に、なんか知らんけど、タスク管理ちゅう~~アプリもこうて、勉強したはりましたな~。わて、見てましたで~。
こういう時にこそ、タスク管理ちゅーもんでしょう。
もう一つ言わせていただくと、痩せたらええな~って、冷蔵庫に写真はってありますやん。身体は痩せへんでも、せめて、持ち物だけでも痩せたら、スッキリしますえ~~」
余計なお世話じゃーーー。
って、大声出しそうになったけど、私、大人やから、こらえた。
とにかく、このミッションしないと、ガネーシャがもっとあんみつ要求してくるので、しぶしぶやる事に決めました。
すると、その顔を見て、ガネーシャが、追い打ちをかけてきた。
「あのね~、のりちゃん知っているやろ~。神田昌典ちゃんや!
のりちゃんはな、私の舎弟やけどね~。
彼かて言うてるやろ~なんのためにこの本こうたん?
ちゃんと目的考えなあかんやん。
このタイトルどうり、夢を叶えてあげるんやから、わしの指示に従ってもらわんかったら、わしがここにいる意味ないやろ!」
って、今度はガネーシャが机を叩いた!
ひや~、ガネーシャ本気みたい…
「え~か~、今日のミッションやでー。
もう一度言う、
自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、必要のないものは捨てる
あ〜、またタダでえ〜話教えてしもうたわ!」
と、言葉を吐き捨てると、ガ〜ガ〜眠りに就いた様だ。
6月の夜はまだ冷える。私は、ガネーシャに布団を着せて部屋をでた。
おやすみなさい〜