人はなりたい自分になるために、上手く自分をコントロールしないと成功しないことがわかり、その機能をつかさどる脳の前頭前皮質には、やる力、やらない力、望む力を上手く利用することによって成功の道に一歩近ずける訳です。
やる力=ガネーシャ
やらない力=ブラックガネーシャ
望む力=のぞみちゃん
昨日のブログは、ガネーシャとブラックガネーシャが喧嘩したら、ちゃーんとのぞみちゃんに折り合いをつけてもらうことが、成功への近道です。
望む力を発揮できる3つのポイント
ゆっくりと深呼吸をして、呼吸のペースを遅くする。
私たちは、生活をしていく上で、毎日何千回にも及ぶ意思決定を、無意識のうちにしています。
例えば、冷蔵庫の前に立った時、すでに冷蔵庫から何かを取り出そうという意思決定をし、右の引き出しを開けるか、左の扉を開けるか、そんなささいなことまでも、無意識のうちに選択しています。
では、ダイエット中に、「冷蔵庫のなかにあるお茶を飲みたい」と思って扉を開けたとしましょう。
そして、その横に、お中元で頂いた高価な水ようかんやゼリーがあったら…
ア〜、想像するだけで、美味しそうです。
いつもなら、一直線にお菓子を手にしながら、お茶を取るでしょう。
しかし、ここでのぞみちゃん登場です。
ひと呼吸おいてみるのです。
もし、衝撃にかられたら、おもわずお茶だけを握りしめて、そそくさと、冷蔵庫の扉を閉めてください。
こうすることで、のぞみちゃんか活躍できます。
運動をする
運動といえば、ジムやスイミングに通ったり、ランニングを始めることを思い浮かべるのではないでしょうか?
でも、本の中では、
この2つを「しなければ」意志力が上がると述べています。
- 座りっぱなし、あるいは横になったままの状態で何かを行うこと
- ジャンクフードを食べながらできること
以外のことを、運動の定義ととらえます。
例えば、育児、洗濯、掃除などの主婦業、犬達との散歩、自転車での買い物、公園での読書や仕事、は運動の定義としてとらえ、常に脳をリフレッシュさせます。
ここでの目的は、リフレッシュです。
もし、ブラックガネーシャが自分の意見を言い張って聞かなくなったら、深い深呼吸をして、外に出てみましょう〜。これだけでも、のぞみちゃんが活躍しやすくなりますよね。
例えば、誘惑のケーキ屋さんの前を通りかかった瞬間、目はショーウインドウに釘ずけです。でも、そこに待っていたバスがやってきたら、思わず駆け寄ってバスに乗ることでしょう。そうです、空気感を変えることで、「欲求が食べたい→バスに乗りたい」に簡単にすり替わってしまいます。
睡眠を6時間以上とる
こちらは、私にとっては、簡単な方法です。
だって、すぐ寝ちゃいますから…
いつも思うことは、眠たい目をこすりながらした作業は、後で振り返ってるみるとなんとコストパホーマンスが悪いことか!時間だけ経過して、ちっとも、身になっていないことが判りました。
このように、自分にストレスをかけてしまい過ぎると意志力が上手くコントロールできません。
また、意志力を筋肉だと思えば、夕方になって疲れ果てた筋肉に、ムチ打って働かせることほど過酷なことはないのです。
追記
今日は、友人の講演を聞きに行きました。
彼女は、30代のまだこれからの若い弁護士さんです。
弁護士という職業を聞けば、賢い!偉い!先生!とイメージされる方も多いと思います。
もちろん、その通りです。
私に比べたら、月とすっぽんぐらい、頭も優れています。
そして、社会的地位も勿論ありますから、偉い!です。
大学での講師もされているので、先生!に間違いありません。
しかしながら、今日はそれ以上に彼女の豊な感性と人間性に触れ、とてもいい時間を過ごすことができました。
では、何故ここまでの地位を確立できたのでしょうか?
まさに、彼女特有の集中力が彼女の才能を開花させ、環境が今の職業を選んだのでしょう。
そんな彼女を思いながら次回は、意志力筋を鍛える方法を紹介したいと思います。