今年から、ちょっと気になっていたことをなおざりにするのではなく、改善していく方向性で取り組んでいます。
ずっと気になっておりちょっと諦めていたカーポートの屋根の修理が昨日完成しました。
それは私にとってとても考え深い出来事でした。
今日は、そんなほのぼのとした秋の日についてです。
実は、数年前の台風でカーポートの屋根が1部吹っ飛んでしまい、物干し場として利用していたカーポートでしたが、雨の日に洗濯物が干せずずっと我慢をしていました。
業者に保険を使って修理を出そうと思ったのですが、こちらのカーポートよくよく確認してみると建物の外なので家屋保険が使えません。すると、全て自己負担になるわけですし、まぁこれぐらい我慢してもいっかと思っていました。
しかし、最近では子供も色々と手先が器用で車の修繕などを自分でしていますから、こちらのカーポートもついでに直してくれないかと依頼しました。子供は、既に社会人になりちょくちょく実家に帰ってきているので、少し時間をあけて修繕をしてくれました。
まずは、ポリカーボネートを依頼するところからです。
内装業者の友人に聞いたところ、メーカーに問い合わせたら規格品があるので注文するという案と、ホームセンターなどに行って自分でポリカーボネートを裁断するという2つの提案がありました。
採寸してネットで調べたところサイズは、80 × 240㎝ 厚さ2.6㎜で、市販品ではなかったのです。そこで、少し大きめの幅を買って2枚貼り合わせることにしました。本当は1枚板のポリカーボネートが良いのですが、特注で作ってもらうと輸送費を含めて4万円位にはなるのではないかと懸念したのです。
たまたま、通り掛かったホームセンターでアイリスオーヤマのポリカーボネートが2枚在庫で残っておりました。ラッキーなことにその2枚だけ見切り品でしたから早速購入し、その際に専用カッターも買いました。
定規を当てながら、採寸通り切っていきます。
厚みが3ミリあるので、1回切っただけでは紙のように綺麗に切ることができません。どちらかというと溝を削っていく感じです。
10回ほど繰り返し切ることで1ミリ位の深さの溝ができました。
それを手で押しながら割る作業を繰り返して、カーポートの外した枠にはめ込んでインパクトドライバーで留めて完了です。
1時間も掛からずに完了しましたが、3㎜の厚みを切ることと、ポリカーボネートの購入にてこずりました。
しかし、これほど迄に子供が心強いと思ったことはありませんでした。(笑)
いつの間にか、こんなにも成長してたんですね。
このカーポートはかれこれ20年になります。
屋根の上に乗って修繕してくれている子供の姿を見ながら、その頃は、まだ小さくて沢山の洗濯物を所狭しと干した記憶がついこの間のように蘇り考え深いものがありました。
新しくなった屋根は、そこだけ色濃くなってますが、なんか子供の成長の証のような、誇らしい気持ちで一杯です。
お〜〜〜!ありがとう!
かーちゃんは、安くついたし、更に成長した子供の姿を見ることがとっても嬉しいです。(笑)