どうしようもないことに対して思い悩んでしまうことがありませんか?
悩むと考えるの間には大きな溝があり、悩みを持つ事は、自分のエネルギーの浪費であると感じたここ最近の出来事について書いてみたいと思います。
実は、20年ほど前に飲み水として使っていた井戸が、水道にかわりずっと使われないままで放置されていました。
すると、徐々に朽ち果ててき、井戸自体の蓋はしてあるのですが、周りの地盤が緩んできました。
数年前から、どうにかしないといけないなと思い悩んでいたのですが、相手は井戸です。
信じるか信じないかは別として、井戸を埋め立てたりするとよくないことが起きると言う迷信があり、どうしても触る気持ちになれなかったのです。
しかもその当時は、93歳になる祖母も生きており、もしものことがあったらと思い悩んでいたこともありました。
それから数年、祖母も、2年前に見送り私たちには3歳になる孫に恵まれました。
子供たちの犬を預かっている事と、孫が時折遊びに来るので、やはり井戸の埋め立てをそろそろ真剣に考えないといけないなぁと家族で何度か議論になりました。
しかし、私の気持ちはどうもしっくりこず、とにかく、今年はやめてほしいと主人に伝えたのですが、単なる直感なので、説得力もありません。このまま放置すれば危険度は増すばかりです。
ちょっとしたきっかけで友人から、四柱推命の占いをしている方を紹介してもらい、井戸について相談をしました。
人によっては、占いを信じずこのような事に頼るのはなんとなくしっくりこないと言う方もいるでしょう。しかし、私はどうにもこうにも気が乗らないのです。
そもそも、家族は井戸を触ることに対しては抵抗があったので、ある意味きっかけを作ったわけです。
実は、主人は今年から3年ほど空亡の年に入っており(誰もが訪れるあまり良くない年回り)井戸は触らないほうが良いとアドバイスを受けました。
しかし、朽ち果ててきている状態なので、いつだったら実行できるかと言うことを尋ねると、2023年の1月だったら良いとの事。
このお話を聞いて、嘘か真かは分かりませんが、私の心がスッキリしました。
主人にこのことを話すと、もともと井戸を触るのを迷っているのは迷信的な部分もあるので、この占いを信じることにして、そこまで、触らないでおくことになったのです。
今まで思い悩んでいたことが嘘のようにすっきりし、後は、残り1年半、井戸周りの安全を確保するために、柵をし、網を張る事を早急にすることになりました。
悩んでいた頃はなすすべもなく、感覚で物事を判断していたのですが、それは相手の説得には全くならず、お互いが不快な思いをするだけでした。
私の中でここまで解決に時間がかかったのは、物事を先送りしていたのだと思います。
悩んでいた頃は、多少なりとも自分のエネルギーが奪われ、問題解決の方向には向かわなかったのですが、コーチングセッションによって視点を変えることで、考えることができ結果的に解決の糸口が見つかり、ここ数年間思い悩んでいたことがあっという間に解決することができました。
そこには、問いを絶えず持ち続けたことと、視点を変える目線のおかげで、スルスルと方程式が解けたのだと思います。
現在、解決出来ない問題も思い悩むのではなく、頭の片隅に問いを置いて置くことで、ふとしたきっかけで糸口が見つかるのと違うかなぁと思ったりします。
悩むと考えるの間には、大きな差があり、悩みを持つ事は、自分のエネルギーの浪費であると感じたここ最近の出来事でした。