コーチング力を底上げするって、どうやったらできるんだろう!?
コーチングは継続的に勉強しているし、メンターコーチも付けてサポートもしてもらっていますが、それでも渇望と焦る気持ちがあるのです。思いきって、今回はコーチング力を底上げする講座に参加しました。
そして、私が手に入れたものは、コーチとしての自分の在り方でした。
- 自分を信頼すること
- 自分の視野を広げる
- 自分がチャレンジすること
あらら、、。コーチとしてのコーチング力底上げなのになぜ自分のことなの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今日はマスターコーチの近藤真樹さんから講座で習ったことについて書いてみたいと思います。
コーチとしての3つのスタンス
マスターコーチから、冒頭で、基本のキである、コーチの3つのスタンスについて説明が15分間程ありました。
100%クライアントの見方になる
コーチとしてクライアントとセッションをする場合、非人道的なこと以外は100%味方であることが前提である。もし、お互いの考え方が違ったとしても、その方向性に自分のベクトルを向けて交差点を探し、相手のゴールに向かって伴奏していく作業である。
答えはクライアントの中にある
コーチや他人の考えを押し付けるものではない。
初めは答えが無いかも知れないが、その答えを一緒に見つける事が大切です。
コーチは引き出す
相手から答えを引き出すための様々なアプローチが必要です。
答えはクライアントの中にあって、コーチは100%信じる
マスターコーチの近藤真樹さんは、たった15分の説明の後、zoomで5名の各チームに分かれて話し合いました。そのチームには、10年以上のキャリアを持つ大先輩から、私のような新米コーチまで様々です。(コーチングが日本に入ってきたのが1997年なので、10年以上のキャリアでもかなり先輩になります。)
30分ほどの話し合いで様々な疑問、体験談を話していくうちに、
答えはクライアントの中にあって、コーチは100%信じる
って、、どういう事なのか?という話になりました。
チームの中では沢山の意見が交わされたのですが、そもそも、理屈で分かっていても、本当に相手を信じることが出来るのでしょうか?という、クライアントのことより自分の心の中の疑問にぶち当たったのです。
自分の力を100%信じていますか?
あなたは、自分の力を100%信じていますか?
と質問されたらどうでしょう。
私は、とてもじゃ無いですが、「はい!」と言う自信がありません。
自分の力を信じられない人が相手の力を信じるって、どうなんだろうという感じがしたのです。
では、どうやったら自分の力を信じられるようになるんでしょうか?
結局は自分の成功体験を積むことなんではないでしょうか?
- 相手の可能性を引き出すには、自分の可能性を引き出せるようなチャレンジすることが大事。
出来ないと決め付けないで、出来る方法でチャレンジしてみたり - 自分の視野を広げること
当たり前だと思っていたことを違う方向で見たり、自分の物差しを変えてみたりしてみる
そんなことに挑戦することが、自分のコーチ力を高めていく事ではないかと
結局は、スキルは方法論ではなく経験から来るんだと感じた1日でした。
マスターコーチは、場を信じて任せてくれた
マスターコーチの真樹さんはとりわけ大したことのない当たり前のレクチャーを15分ほどやって、グループデスカッションになりました。
こうやって振り返りながら書いてみると、これって、さっき書いていた、グループ内のコーチの力を100%信じて、私たちの求めているコーチング力の底上げ講座の『答えはクライアントの中に』を正に講座で体感させてくれたんじゃないの?!と思いました。
そしてグループセッションの後は、質疑応答の時間です。グループ内で起こった様々な出来事に対して、個々のレベルに応じて分かり易い言葉で丁寧に質問を返して頂きました。
マスターコーチを交えた全体のデスカッションは、シェアーという形で私たちに更なる気づきを与えたのです。
正に、シンプルな素材で美味しい料理が作れたような感覚です。
それぞれの素材にマスターコーチのエッセンスが加えられ、素材が生きているお料理のようでした。
私たちは、自分の状態に応じて美味しく頂いたそんな講座でした。
すごいなぁとマスターコーチの魅力を感じました。
『ローマは一日してならず』
でも、目指さないと出来ない!
と、自分に、向き合えた時間でもあったのです。