年末の自粛規制から3ヶ月になろうとしています。まだ、東京では解除されておらず、関西に住んでいる私達の気持ちもまだ軽やかな感じにはなれません。
実際にほとんどの講座がzoomに変更になり、私も必要なことでしか外出しなくなりました。
今日は、こういった自粛で自分の動物的感が随分失われているのではないか?ということを感じたので書いてみたいと思います。
久しぶりに彼岸のお墓参りも兼ねて、実家である京都に車で向かいました。
私の住んでいる奈良の山間部ではまだまだ寒いので、桜はまだまだと思っていたのですが、実家に帰ってみるとお寺の桜の蕾がふっくらしていました。春ですね。
風は冷たいのですが、動物園など外で過ごす場所は少しずつ人が増えて来ている感じも見受けられます。
今まで家に引きこもりがちだったので、春を感じる事が少なかったのですが、外出したことで自粛のメリット・デメリットについて考えてみました。
自分の中では、外出を控えることで、それはそれでメリットもありました。
自宅に居るメリットは、
- 生活のリズムが崩れない
- 外出による出費の軽減
- zoomなので、話が端的に済ますことができるので効率的
- 刺激がないので、精神的に安定した生活
戸外の空気に触れることが少ないデメリットは、
- 景色をみて、感じる色、匂い、空気感の刺激がない
- 人と話す際の推し計らう、察するというコミュニケーション能力が育まれない
- 外食をして味わう舌触り、見た目、香りという感覚がない
- 適度な運動や緊張感がない
これによって、本能的に危険かどうかを察知する動物的感が鈍くなってきているように感じます。
いずれにせよ、現段階では、クラスターを避ける為に密な場所を避けること、無闇やたらに外出を控えることとなどの対策方法を取らざるおえない状況下ですから、具体的な解決策は見つかりません。
これによって自由度がかなり落ちていますので、この反動が数年後に良くも悪くも出て来るんだろうと懸念しています。
今日は、お墓参りに出かけ、お昼を食べた後に車で帰宅しましたが、来年には桜の木の下でゆるりとお花見が出来るようになって欲しいものですね。