私の満(みちる)と言う名前
この名前なんて読みますか?みつる?まん??
この字を見たとき男性だと思いませんか?
既に、みつると間違って呼ばれたり、あれ??女性?っていう反応に慣れっこになってしまいました。
数十年前は、学校で出席確認のため名簿を読まれる時、男性からあいうえお順次に、次に女性へと呼ばれていたのです。
物心ついた時から私の名前は、いつも男性と混ざって呼ばれ、「はい」と返事をすると先生がびっくりしたように、お前女か?なんて読むんだ?と驚いていたのを記憶しています。
名前で男と間違えられるのも当たり前だったし、今でもみつる君と言われれても気にしていません。
小学生の時は、絵や字書くのが好きで、いろいろな絵展で入賞し、賞状の名前を読み上げられる際に、みつる君と呼ばれ恥ずかしい感じをしながらも壇上の上に立ったことを覚えています。
あ、何度もいいますがわたしの名前は、みちるですから。
私の名前はおじいちゃんがつけてくれました。
母親は生まれる前に、小夜子と言う名前を命名していたのですが、うちの家長でもあるおじいちゃんが、男性だったら満(みつる)女性だったら満(みちる)にしようとはなから決めていたようで、異論なしで名前が決まったそうです。
いずれにしても、男の子と間違えられるし、字数も多い上、名前自体が非常に難しいので小学校高学年の書道の時間には非常に苦労しました。
その当時は今のように、あて字とかハイカラな名前はあまり見受けられなく、〇〇子と言うのが支流で、いかにも女の子らしく可愛い名前は私にとっては憧れでした。なんでみち子とかみつ子とかにしてくれなかったんだろうと思ったこともあります。
それがですね…
中学の時、国語の先生から、
「お前の名前ってええなぁ〜。
なんて言っても何でも満たされていてすばらしい名前やんか。誰が名付けてくれたん?ハイカラな名前やし。」と、褒めてくれたのをきっかけに自分の名前がとても好きになりました。
たったこの一言で、私のいつも感じていたコンプレックス感から、なんでも満たされた名前なんや!とポジティブ人生に変換できたのです。笑
私ね、、、、実は、
「なんか、ふわふわしていてコンテンツとか、キャリアが無いと思ってるんだ…」って呟いたら、コーチから、みっちゃん自身がコンテンツなんだから、それ以上もそれ以下でも無い。
太田満 ここにあり!
それでいい。それがいい。
って言われた瞬間、自分の名前のことを思い出しました。
両親や家族が愛情を持って付けてくれた名前です。
そしてそこに意味があることを知り、ずっとこの名前を大事に育ててきています。
いつも幸せは満ちていくものだから!!
何度も自分に言い聞かせています。
太田満 ここにあり!
それでいい。それがいい。