今から56年前、粉雪が舞い散る寒い冬に私は京都で「おぎゃー」と生まれました。
私の誕生日は、昭和40年1月10日生まれとしてこの数十年間を生きてきたのですが…
今から5年前に、友達が占星術を勉強したから興味本位で、私の運勢を占ってもらうことにしました。
より正確な星の位置を知るために誕生日以外に詳しい時刻が欲しいので、生まれた時間を教えてと言われました。
そういえば、タンスの中に確か母子手帳あったなぁと思って生まれた時間を調べ始めました。
実は結婚するときに、母親からへその緒と母子手帳預かっていたので、私の生まれた時間は簡単に知ることができたのです。
母子手帳には昭和40年1月10日生まれとしか書いてありません。
あらら…時刻書いてないし、生まれた時間はどうやって調べたらいいんだろうかと思った瞬間に、へその緒が入っている寿の文字が刻印されている木箱に目が行きました。
裏返してみるとなんと!私誕生日1月10日ではなく1月9日と書いてあるのです。
え??
母子手帳と私の戸籍は間違いなく1月10日です。なのに、へその緒には1月9日午后零時五十五分と書かれてあるのです。
はぁ〜〜〜〜!?と思わず驚愕です。
50年以上前からずっと私の誕生日は1月10日だと思っていたのに、なんとなんと!!9日だったのかもしれない??まさか!それが事実だったら、私の歴史は塗り替えられるような気がしました。
そこで、父親に電話を入れて確認したのですが、娘の誕生日が10日だったのか9日だったのかなんて全く覚えていないらしく、さぁどんなんか忘れたわ〜〜とあっさり言われてしまいました。
私にとっては、歴史が塗り替えられる瞬間かもしれんのに!と心の中で呟いていました。
私が雪がちらついて寒い日だったなぁっていうのは覚えてたそうですが、父親にとっては、9日であろうが10日であろうが50年も経ってしまえばどうでも良い話みたいです。(笑)
実は、母親が7年ほど前に他界してしまったので、その経緯を聞くことができず、友人の看護婦さんにどっちが正しいと思う?と聞いたら、へその横の裏に書いてある時間とか日にちは、助産婦さんがその時に書くので、多分正しいんじゃないかなぁとの事。
その当時は、何か縁起を担いで日にちを変えたと言うのもあり得る話です。
確かに1月10日は10日恵比寿と言われるだけあって、おめでたい日ではあります。
まぁ仕方がないか…今更、確認もできないし(笑)とすっかり開き直った私です。
問題があるとするならば、占星術占いなどの場合、生年月日と生まれた時間がある方が、より正確に診断できるらしく、
よりによって、1月9日と10日はちょうど星の切れ目になるので、それによって多少ブレがあるそうです。
いやぁー、母親が生きていたらこんなことも笑って真実を確認できたのになぁ…と残念でなりません。
と言うことで、私の占い人生はここで幕を閉じたわけです。
要するに、占いに左右されることなく、わが道一直線と言う事なんでしょうか(笑)
しかし、お嫁入りした時からずっとへその緒は私の手元にあったのに、私は全くそのことに気がつかず、ゆかいで満ちあふれた人生が始まったのでした。
太田満ここにあり!ですね。
こちら、4年前に書いた記事です。しばらく、いろいろ遡って書いてみたいと思います。
良かったら、イイネ👍よろしくお願いいたします。
ブタもおだてりゃ木に登るタイプですから(笑)