冷蔵庫の中から何かを取り出す時、奥さんはすっと見つけ出すのに、ご主人はちっとも見つからないってことありませんか?
それと同じように餃子の皮はスーパーで見つけることができるのに、その横にあった焼売の皮はあることすら分からなかったお話です。
なので、手作りで餃子は作るのですが、焼売は買うもんだと言う固定概念がこびりついていたんです。笑
焼売の作り方は簡単
お友達のSNSの投稿で、手作り焼売の写真が流れてきました。
あまりにも美味しそうなので、作り方を聞いてみると、
- 豚ミンチ300g
- 玉ねぎ1/2個(みじん切り)
- 生姜 小さじ1
- 醤油・酒・胡麻油 大さじ1
- 塩 小さじ1
混ぜ合わせたら、焼売の皮に包んで少し水をふりかけて電子レンジでチンするだけなんです。
え〜〜〜!焼売より簡単やん!!野菜は玉ねぎだけやし、刻む労力も少なくて済む!!って思ったので、早速、チャレンジすることにしました。
今まで私は、焼売と言えば515の焼売を買って食卓に並べたり、おでんの際は、インスタントの焼売を買って中に入れたりしていました。
なので、焼売をわざわざ手作りで作るなんて思いもよらなかったのです。とは言え、ちゃんと餃子は作るんですよ!
この違いは何だったんでしょう?
なぜ、作れないと思ってたんでしょう?
実は、作り方を聞いていてもまだ私の中には不安があったのです。
田舎のスーパーなので、焼売の皮が売っているなんて思ってもいなかったのです。←既に、思い込みです。
餃子の皮は時折買うので、スーパーの餃子の皮売り場に行き、そこで、ダメ元感覚でその棚を覗いてみました。すると、なんとなんと! 斜め上のほうに焼売の皮と書いて、陳列してるじゃないですか!!
人は見たいようにしか見ていない
このように私たちは、毎日の風景の中で自分の見たいものしか見ていないなぁ〜〜てことに気がつきました。
ここ数十年、何度も何度も餃子の皮をスーパーで買っているのにですよ、その斜め上にある焼売の皮が私の視界に全く入っていなくて、ここにあると言う存在すら意識になかったのです。
なので、餃子は作るけど焼売は作れない!難しい!と言う固定概念が私の中にあったのです。
しかし、友人が焼売を作っているのを見て、あ!作れるんだ!食べたい!と思った瞬間、私の視野は少し広がったようですね。
そして、食べたい!作りたい!と思った瞬間、同じ場所に立っても、ちゃんと見つけ出すことができたのです。
このように、私たちは、見たいようにしか見えていないと言うことがよくわかります。
事実は1つなのですが、私たちの見方によって、捉え方が全く変わってきてるようですね。
本当、大きな気づきでした。
で、手作り焼売を早速今日作ってみたら、あまりに美味しく家族にも好評で、餃子並みに何個も食べることができました。
本当、いかに私たちは事実を自分の判断基準でしかみていないことが体験でき、好奇心も必要ですし、自分の価値観についても疑ってみることも大事だなぁと感じています。