断捨離したいけれども、どうも思い切れない!と思ってなおざりになっているものありませんか?
どうも思い切れない物というのは、躊躇してしまうので捨てるまでに時間がかかってしまいます。
すると、結局は捨てきれない!という罪悪感だけが残ってお掃除も楽しくありませんよね。
そこで提案するのは、ずっと奥に眠っているものを先に処分しょう♪ということです。
目の前に置いてあるものは、片付けないければいけないけれども置く場所がないと思ってついつい収納グッズを買ってしまいがちです。
実は、問題なのはこの目の前に置いてあるものではなく、その奥に置いてある物を処分すれば順番に片付くのではないかと考えています。
例えば押し入れの中の収納グッズです。
カラーボックスの中には様々な不用品が詰まっています。
まずは、それを必要なもの必要でないもので分けました。
今回処分したものは、もしかしたら使うかもしれないという盃と徳利でした。
都会の生活でしたら、おちょこなどは日本酒を少し楽しむ人以外はほとんど必要のないものです。
しかし、田舎では祭りの当屋(神社の祭り行事に際し,その準備,執行,後始末などの世話を担当する人)に当たった時は、村の人が当日お祝いに訪ねてくるので、その方々にお酒を振る舞うと言う習わしがあります。
なので、盃30個と徳利10個ぐらいあったのですが、現在では、行事が縮小均衡になり、さらにここ2年はコロナ禍のため、中止になっています。
実際、徳利や盃は緊急な場合でも百均で売っていますし、当屋に当たるのは、5年〜10年に1度なのでその間にシステムが変わることもあるでしょう。
なので思い切って、最低限の人数分だけを残して後は全て処分しました。
すると、カラーボックス1箱分位の余裕が出来、今、目の前にある煩わしい物を少し収納するスペースができたのです。
このように、片付けるべきものは目の前ではなく、その奥にあることが多いようです。
いつもは目の前のことで精一杯かも知れませんが.こうやって1年の締めくくりをすることで、その奥に見えているものにも向き合うチャンスがやってくるのではないでしょうか?
行動を加速するには、目の前のことに向き合うことも大事ですが、その根っこにあるものにも少し目を向ける時間を持ってみては如何でしょう。
今回、盃や徳利、お椀を処分したおかげでそこがガラガラになり、必要だけどあまり使わないものを収納することが可能になりました。すると、ドミノ倒しのように、今までそこにあったものが動くので、一番使い易い新たなスペースが空き、少し雑然としていたものがスッキリし始めました。
新しい年を迎えるにあたり、少しずつですが、心も場所も片付き始めています。