先の見えない不安やどうせ自分なんか…と言う負のループに陥った時、皆さんはどうやって気持ちを切り替えられますか?
今日は最近少し太ってきたことから、歩く事の強化に取り組み始めました。
すると色々と運動に感して本を読むことが多くなり、『脳を鍛えるには運動しかない』からストレスを軽減するには運動が良いと知り少し取り組んでいる話です。
最近、落ち込んだこと
この数日、会社の決算報告で、芳しくない数字を見て結構落ち込んでいました。
決算報告とはいわば一年間の集大成、成績表のようなものです。
会社にとって、頑張っています!という気持ちと数字は決してイコールではありません。寝ていてもちゃんと結果が数字に出ていればOKなのです。
そんな数字を見ると、愕然としてこの1年間いったい何やってたんだろう?と本当に自信がなくなってしまいました。
もちろん、早急に改善点も必要ですが、精神的にやり場のない気持ちがどうもありまして、どうしたもんかなぁと思い悩んでいました。
要するに、数字が悪い→自分を評価されているような感じがする→がんばっているのに報われない殺伐感→不安→どうせ私なんかダメなんだという自己肯定感の低下→ストレス→やる気力が無くなると言う負のループが廻り始めたのです。
運動は負のループを断ち切る
そんな負のループを断ち切るためにはどうしたらいいんでしょうか?
『脳を鍛えるには運動しかない』の著書では、日常で感じている不安や病的な不安に対しても、運動が身体と脳の両方に効果があると述べています。
そして、その効果は、
気をそらす
ついつい私たちは、あーダメだとか思うとそればっかり考えてしまって、なかなか行動にうつそうとか、新しいことをやってみようという気になりません。
一番簡単なのは、歩行などの運動をしてみて、気分を一旦そらすと言うことが大事なようです。
もちろん、友達とランチをしたり、本を読んだり、旅行するなども効果があるようですが、運動の方が不安から抜け出し、別のことに気持ちを集中できるようになるようです。
筋肉の緊張をほぐす
運動によって緊張を緩和できることが研究によって証明されています。これは、筋肉の緊張が和らぐと不安も和らぐと言うことなのです。なので過度のストレスがあるときは体も緊張してるので、運動することで、ストレスを外的要因から取り除くことが出来ます。少し和らぐことは、不安障害の症状だけでなく特質を克服する上で重要なのです。
脳の資源を作る
運動する事でセロトニンとノルアドレナリンを瞬時にも長期的にも増加させれるため、前頭前野の恐怖を抑える力を向上させ、恐怖に代わる記憶を補強する神経物質も増やすようです。
別の結果がある
過度のストレスは、心拍数が上がり呼吸が速くなるようです。
しかし、有酸素運動も同じ症状が出るので、そういったストレスは実は良い事なんだと思えるようになり、自分でコントロールできると考えるようになります。
それは、すり替えのような効果で、体から出た症状でパニックを起こしても、望ましい状態であることにすり替えてしまうのです。
即ち、不安はコントロールでき、パニックが防げると思えるようになるという事です。
回路を作り替える
運動によって交感神経が活発化されると、受け身でただ待って心配するという罠から解放されるようです。
不安を感じてもあえて行動できる体質になり、別の回路を開く可能性があります。
立ち直りが早くなる
運動を続けていると、不安はコントロール出来、パニックを防げられることを学ぶことができます。これは、極度な不安に対して強力な予防策ともいえます。
自由になれる
自分が身動きできなくなると不安は増していきます。思い切って外に出て運動することで、行動を起こす第一歩の手がかりとなります。
このように、運動は自分のストレスや不安を解消する糸口となるようです。
今回私が1週間ほど落ち込んでいたストレスや不安について、未だ改善の糸口が見つかっていませんが、運動ならば毎日少しずつでもすることができます。
そして運動を続けることで、脳の中で毎回繰り返される意味もない、どうしよう→どうせ私なんかダメなんだ→やる気を失う→やっぱりダメだ!の繰り返しが少しでも防げるのではないかと考えています。
まとめ
改善点が見つからない場合は、思い切って外に出て運動してみよう。
継続することで精神的・体力的に鍛えられていく!
と言うことで、しばらく犬の散歩を15分から45分に変更し、毎日1万歩を目指します!