主婦のながら仕事
主婦の私たちにとってながら仕事は、得意としている部分である。
例えば、何か料理を作る際にも、作りながら、食器を洗い、洗濯機を回し、時折雑誌や本、テレビを見ていることもあるでしょう。
そして、この一巡の行動パターンを結構無意識にやっているスーパーウーマンだと思っていました。
なのに、なぜ?この技術を評価されないのかが、未だもって不思議なんですよねー。
「半分できた」はできてないのと同じ
やり掛けの仕事は、すなわち、途中までやった状態というのは、本質的には何もしていないのと同じであるということなのです。
ですから、他人や家族から見れば料理をしているお母さんが、途中でどっかに出かけたり、テレビを見てのんびりしているとしか見られないわけなんですね。
いつも、ソファーに座ってのんびりしているお母さん、子供には片ずけろというくせに、自分もできていないお母さん、になっちゃうわけですよ。
こっちとしては、本当はながら仕事で、バッチリやってると、思っていいたのですが…
「完了」の意味
では、できた!の意味とはどういうことでしょうか?
料理完成させるだけでは、完了ではないのです。
これを家族に提供し、おいしい!といってもらってはじめて完了です。
もちろん下準備時間もいるでしょうが、家族にとっては、全く関係ないわけですよ。
そもそも、別にそれを理解しようとも、思っていませんから…
集中することから、アピールできること
自分の考えていた、できる主婦と家族の思ってるお母さんの違いが、反対の立場に立って考えると、少し理解るのかもしれません。
ならば、仮に私が料理を集中して作っていたとしましょう。
側から見ると、なんだか頑張っているお母さんに見えませんか?
実は私の家に週2回程、料理を作りにヘルパーさんがやってきます。
私たちの料理ではなく、年老いた祖母がいるので、その為の介護ヘルパーさんなのですが、彼女達は、決まった時間内での掃除や料理してもらっていますので、実に手際よく、いかにも仕事してます!オーラが出ています。
側から見ていると、テキパキと仕事をこなす女性です。
一度に一つのことをする
家にいるとついつい色々なものに目が行きがちです。
やりかけの掃除、洗濯、料理などなど、終われど終われど、どんどんやってきます。
ま〜、現代風に言えば、ネットサーフィンみたいなものですね。
ですからこそ、重要事項を並行して進めるのではなく、優先順位をつけてる集中する方が効率的と言えるのではないでしょうか?
ながら仕事は厳禁!
とは言え、私もまだまだ、ぐ〜たら主婦なのですが、家族にアピールすることも大事なのではないでしょうか。
主婦業を理解してもらうことが、ひいては家族の協力を得られ易い環境になるのかもしれません。
頑張りすぎのお母さん、誰もわかってくれないと思っているお母さん、
視点を変えてみて下さい。
アピール度も大事ですよ。そう、さりげなくね(^_-)