割り込み仕事を許してしまうと、「緊急の仕事はあの人に頼べばなんとかしてくれる。」というレッテルが貼られ、自分の時間をコントロールできなくなってしまうのです。それは、たわいもない日常の出来事でも頻繁に起きています。
そんなことを少し意識するだけで、改善の方法を見つけることができますよ。
こちらが、昨日の投稿です。
慌ただしい朝の出来事
朝の子供との出来事です。
子供は、ギリギリになってから書類を持ってくるのです。
しかも
出かける前の朝に、「この書類にハンコを押して欲しい」とか、集金袋をもってきて「この本代ちょうだい」と言ってくるのです。
確かにすぐ済むことですし、期限に遅れると学校にご迷惑をおかけすると思い、緊急で対応していましたが、それを許してしまうと、子供は「ア〜〜、お母さんならやってくれる」と思って、今度は逆に安心感が生まれギリギリにしか書類を出さなくなりました。
するとどうでしょう、私は毎回朝の忙しい時間にあたふたしてしまうのです。
どこまで享受するか?の線引きが大事
これは、家庭のほんの一例でよくある話ですが、このように良い意味でも悪い意味でも、相手を享受することによって、良いようにも悪いようにも働くのです。
これを職場で例えると、割り込み仕事を許してしまうと、「緊急の仕事はあの人に頼べばなんとかしてくれる。」というレッテルが貼られ、自分の時間をコントロールできなくなってしまうのです。
もちろんこちらも、良いように捉えると、たくさんの仕事をサクサクこなし、職場では頼れる社員でしょうから、この辺のところは、どこまでを自分の時間と捉え、どこまでを享受するかの線引きが大事になってくるわけですね。
いずれにしても、新しく発生した仕事は、「明日やる」を基本にして、一息冷静になれる時間を設け、緊急の仮面をかぶった偽物を見分けることが時短にもつながります。
ちなみに、私は子供が当日の朝渡す書類については、一旦目を通し、私の判断で翌日に子供に渡すようにしました。
すると、お母さんは、「前もって言わないと対処してくれないんだ」ということが、うっすらと子供に浸透し、逆に遅れて私が書類を渡しても文句を言わなくなりました。笑
人は感情に流されて、毎日生活している
『仕事に追われない仕事術』を読んで、新しく発生した仕事は、「明日やる」を基本にするという原則を昨日お伝えしました。
そこで、実際にそのことを講座でお伝えすると、皆さんが「へぇ〜〜、目から鱗だった」と言っていただき驚きました。
結構、人は感情に流されて、毎日生活している方が多いかもしれません。そして 結果的に、人の意見に左右されてしまって自分の時間が確保されていないのかもしれませんね。
まとめ
- 新しく発生した仕事は、「明日やる」を基本にして、緊急の仮面をかぶった偽物を見分ける
- どこまでを享受するか?の線引きを決めないと、ズルズルと相手の時間に飲み込まれる
こちらが参考図書です。
仕事に追われ気味な方に是非どうぞ!