最近、容器を市販のものから、わざわざ入れ替えて使っています。
一見すると、費用も手間においても効率が悪そうな感じなんですが、これが集中できる環境を整えるために一番安価で手っ取り早い方法だと気がつきました。
今日は、この安価で手っ取り早い方法について書いてみたいと思います。
広告の効果
スーパーやネットで買い物をするときは、広告と言うのは非常にありがたいものです。
例えば牛乳が欲しい時、洗剤が欲しい時、私たちはいつも馴染みのブランドの色やデザインで探します。
洗剤であればP&Gであったり花王石鹸であったり、いろいろなメーカーが陳列されていますが、デザインを手掛かりに私たちは瞬時に物を選ぶことができます。
反対に、もしこれが同じ色だったら、文字情報で探すのはとても面倒なんですよね。
実は、先日コンビニに牛乳を買いに行きました。
いつもは、サッと売り場に行って手に取るのですが、少し迷ってしまったんです。
おいしい牛乳と書かれた牛乳は、瞬時に手に取ることができたのですが、隣には低脂肪牛乳と牛乳、麦茶、ほうじ茶など様々な文字が書かれてあり、パッケージではそれが入っている様にイメージできなかったのです。
まぁ、しばらく立ち止まって文字情報を確認して、レジでいつものプライベートブランドの牛乳ってこれですか?と念のために聞いてしまいました。笑
と言うように、私たちは、自分の好みの商品を見つけるには、パッケージに書かれた視覚情報で瞬時に判断できることに慣れています。
自宅では視覚情報は必要ない
家に帰って、実際この広告は必要か?というと、洗剤が2つも3つもある訳ではないので、広告情報は必要ないのです。
反対に、一つ一つの色や柄の主張が強すぎて、視覚的ノイズになります。
そして、こういったものに囲まれてしまうと、文字情報が雑音になり、集中しようと思った時に、ついつい気が散ってしまいます。
今、自分たちのプライベート空間で必要なのは、自分が集中できる環境やリラックス出来る環境を作ることです。
色や音の工夫
精神的に落ち着かせるためには、
視覚効果で精神的に落ち着かせるのは自然な花や緑などの色を添えてあげる。また、こういったことで季節感を出す。
外から聞こえる野鳥の声や、水のせせらぎが心を和ませるように、音も出来るだけ自然な形で整える。
などが理想的ですが、もしそのような環境が作れなくてもせめて、持ち物の色で統一感を出したり、自分のお気に入りの物で揃えたりするなど、ちょっとした小物類だけでも気持ちが和むことがあります。
また、好きな音楽流して気分を上げることもいいですよね。
広告の入っている商品を遠ざける
自分が集中したい時、広告はノイズとなり、注意散漫になることもしばしば。
例えば、仕事に集中しようと思っていても、散らかっていたりすると何となく落ち着かないですし、文字情報がごちゃごちゃとしており、集中することができないのです。
このように、広告の入っている商品についてはできるだけ家におかないことを心がけるようにしています。
先日は、ハンドソープの入れ物を辞めて、新しい小瓶に買い替えました。
梅雨の時期はヌメヌメしがちなお風呂場もスッキリさせることが、入浴時のリラックス効果を高めるようです。なので、広告の入った商品ものもかなりのノイズになりますから、シャンプーやリンスについても小瓶に移し替えました。
実際、家族しか使わないので、どれがシャンプーでどれがリンスかは周知できるからです。
しかし、ボールペンについてはカバンの中に入れてしまって、あれこれ探さないようにいつも使うボールペンだけはカラフルなものにしています。
携帯のカバーも私の好きな色にしています。
こちらも、シンプルな色にしてしまうと他のものと混在してしまって机の中やテーブルの上で他の物と紛れてしまうことが多いようです。
TPOに合わせて色を使い分ける
このように、必要でかつ目立っていたほうが便利なものは意図的に自分の好きな色で目立つようにしていますし、反対に、集中力を必要とする場所や場面では、出来るだけ色のノイズが無いように環境を整備するように心がけています。
すると、意識が散乱せず、集中したい時は、直ぐに取り組めたりと効果も絶大です。
是非、物を片付ける際にはそういったことにも気を止めると、心も環境もスッキリ!できるのでは無いでしょうか。