母親が、イライラしている時ってどんな時でしょうか?
もちろん、イライラにはなんらかの原因があるのですが、その原因の裏側には時間というのが大きく関わってきていることがわかってきました。
なので、イライラを解決するための時間について考えてみたいと思います。
閑散期の仕事
私は主に花つくりを仕事にしていますが、2月は育苗期ということもあり仕事に余裕があります。
すると私自身がカリカリせずに余裕を持って1日を送れるわけです。
例えば、丸一日の仕事量が30%減れば時間に余裕が生まれ、早く自宅で夕食の準備が出来たり、散らかっている部屋の片付けができたりします。
余裕があると周りが明るくなる
時間の余裕は、いつもならしようと思ってもできないイライラが解消されるので、行動も顔の表情もゆとりがありますし、子供たちに話かけられてもちゃんと返答でき、ちょっとしたお願い事も聞けるわけです。
これは、家族にとっても願ったり叶ったりで、私が機嫌が良いとみんなに恩恵をこうむるのです。
反対に余裕がないと、ちょっとしたお願い事も『今は忙しんだから!!』とか『自分でやってよ、そんなことぐらい!!』と鬼の形相で捨て台詞。
肩をすくめて子供たちは、そそくさと自分の部屋に帰っていくのです(笑)
先日なんて、余りにも私がカリカリしていると、反対に『ママ、なんでそんなに起こるの?ちょっと頼んだだけやんか?!』と逆切れされてしまいました。
スケジュールがタイトになるほどイライラが増す
そう言われて、ハッとしたんです。
やっぱイライラは伝染するんだと・・・
そこで、ちょっと反省して、何故こうなったのか考えてみました。
実は、最近では子供たちはそれぞれが独立していますので、時々帰ってくるといつもの夫婦二人生活とは違い、洗濯・食事作りが格段に増します。
なんせよく食べるので、食事の支度は倍になる感じです。
すると、買い物にいく回数も増えたりと私の時間は平常の仕事以外に数時間は奪われてしまいますが、それは子供自身が自分達のせいじゃないと思っています。
だって、独立する前までは一緒に住んでいたわけですし、子供にとってもいつまでも親は親なんです。
ということは、このイライラの原因は普段の生活よりも少し忙しくなったことで起こるストレスだったのです。
時間はゆとりを持たせる道具
子供たちや夫は、毎日沢山の社会生活の波にさらされて家に帰ってきます。
そして、家を安全安心な場所にすることで、明日も頑張ろう!というエネルギーを家族がもらえるわけなんですね。
なので、いつも暖かく、そして、安心できる場所を作り出すことが母親の役目かもしれません。
なのに、ギスギスしてたり、イライラした母親をみて誰が心を落ち着かすことが出来るでしょうか?
とはいえ、私だって人間です。
おおらかな心をずっと持ち続けるためにはどうしたらいいんでしょうかね。
ある日の出来事で分かったことは、少なくともスケジュールにゆとりを持たせることで、自分に余裕ができ家族への八つ当たりは解消できるのではないかと感じています。