私達は、将来の漠然とした出来事についての不安を絶えず抱えていることがあるようです。
しかし、不安を心の奥底に抱えながら生活すると、パフォーマンスも低下しますし、未来に対しての希望も持てなくなって精神的不安に陥ることになります。
今日は、小さな出来事からその芽を早くに詰むことで、より良い状態を整えることに注力しようというお話です。
突然の蕁麻疹の発症
娘が、昨日の夜から体がかゆいと言い始め、よく見ると手首にほんのり赤みを帯びたアレルギー反応が出ていました。
噛まれた様子もなく、蕁麻疹のようにきつい発疹も出ていないので様子を見ることにしたのですが、今朝からその痒みがいろいろなところに点々と発症したので、内科の病院に連れて行きました。
原因を考える
診断結果は、軽度のアレルギー反応で、お薬とかゆみ止めをもらって帰ってきたのですが、その際に、昨日から食べたものについて疑っていました。
昨日の昼にチヂミ、夜はお好み焼き、朝から私が焼いたパンを食べていました。
特に変なものは食べていなかったのですが、その時、ふと頭によぎったのが小麦粉でした。
この3つに共通するものが確かに小麦粉だったのです。
事実に対する根拠のない不安
彼女は、かゆみとともに小麦粉アレルギーだったらどうしよう!と不安を隠せないようでした。
というのも、小麦粉はパスタや麺類、パン類、菓子類などありとあらゆるところに使用されています。
しかも最近では、私がパンを焼き始めたので彼女は好んで食べていました。
これらが食べられなくなると言う事は、彼女にとって大変ショックで、蕁麻疹ができたと言う事実よりも、小麦粉を食べられなくなるかもしれないというショックの方が大きかったようです。
病院でもらったお薬で程なく痒みも止まり、良くなってきたのですが、彼女にとっての気掛かりは消えるよしもなかったのです。
情報収集
そこで、友人に相談したところ、病院に行って小麦粉アレルギー検査を勧めてくれました。
娘は、以前採血をしたら1週間ほど痛かった記憶があるので、検査を拒んでいました。
しかし、友人のアドバイスで、
- 自分勝手な判断は危険である
- 検査を受けないことで、試すことでひどくなる可能性がある
- 検査を受けないことで、食品の食べる範囲が狭くなる可能性がある
とアドバイスを頂き、再度、病院に行って血液検査を受けました。
問題解決に向けての行動
私たちは、常に将来に対して根拠のない不安を抱きます。
今回は、自分の大好きな小麦粉が食べられないのではないかと言う不安です。
確かに、アレルギーが出たのは事実ですが、検査をしていないので、小麦粉だとは完全に断定できませんし、また、たまたま体調不良で出たのかもしれません。その事実を確認もせずに、不安だけを募らせることは、自分の視野を狭くする危険性もあるからです。
- まずは、事実を知る、確認する
- 情報を得る
- どう行動するかを決める
と言う繰り返しが必要なんだと、更に認識しました。
確かに、事実を知ることは、とても不安しかありません。
しかし、その事実は、自分の思ってもいない方向なのかもしれません。
不安を募らせて毎日を過ごすより、何かしら解決に向けて少しでも行動に移すことが大事ですね。
検査結果は少し先ににりますが、それからまた考えても遅くはないようです。