ホームベーカリーを購入してから、毎日のように作って家族が食べています。
あまりにも美味しいので、スタッフに話したところ数人が昔ホームベーカリーを購入したのですが、現在は使っていないということを聞きました。
私の場合は、昔はネット販売がなかったので強力粉を買いに行くのが非常に面倒というのが続かない理由でした。
しかし、みんなに聞いてみると作っていない理由が他にもあったのです。
その理由と解決策について書いてみたいと思います。
ホームベーカリーがあるのに使っていない理由
- 一斤しか出来ないのでパンの耳の部分が多すぎる
- レーズンパンなどは美味しいのですが、後で自分で入れないといけないというめんどくささがあった
- スキンミルクやバターなどの材料が揃わないと作れない
実は、パンのカラクリを知るともっとお気軽に作れるのですが、どうしても、テキスト通り作らないといけない!と思っているらしく、この辺りがめんどくさいの理由なんだなぁと思いました。
では、私が考える対処法について書いてみたいと思います。
3つの対処法
パンの耳の部分が多すぎる
一斤で焼く場合、かなりの部分が耳で覆われており、確かに、中のふわふわのパンが少ないです。
ですが、電動のパン切り包丁を使用することで、耳の部分が綺麗に切れるので白い部分がかなり残すことが簡単に出来るようになりました。
こちらが以前紹介した電動缶切り包丁です。これだと、カットしたパンが凹むことはありませんし、サンドイッチ用の薄さくらいまでは切れるようになりました。
3000円前後で売っていますのでとても便利です。
材料の投入タイミングがわずらわしい
今回私が買ったホームベーカリーは、レーズン等やイースト菌も後から入れるような仕組みになっていますが、全てを入れてパンを練り上げたとしても問題ない範囲で食べられます。
実は、買って数回、大きな勘違いで全て始めに容器の中に投入していました。(笑)
材料がきちんと揃わないと作れない
さて、材料について説明します。
例えば食パンを作ろうとすると材料には、強力粉、イースト菌、砂糖、塩、水、スキムミルクなどが記載されています。
確かに、何回も作るとなると、バターや砂糖を切らすこともあるでしょう。
ここで、必ず必要なものは、強力粉、イースト菌、塩、水です。
スキムミルクは、牛乳でも代用することができます。
例えば、スキムミルクが5gと書いてあったら、牛乳は10倍の50gで代用出来ます。ただし、その場合は水の分量を減らして下さい。
牛乳がなければ水でも構いません。
牛乳やスキムミルクを入れることで、よりパン生地がしっとりなめらかになること、風味がつく事が目的です。
フランスパンなどは、強力粉・薄力粉・塩・水・イースト菌のみで作りますから、牛乳が無くても出来ない事はないです。
バターについては、オイル類なら何でも構いません。
例えば、油、オリーブオイルでも可能、ココナツオイル、マーガリン、などが挙げられます。
こちらも、オイルを足すことでなめらかな仕上がりになります。
砂糖も、小麦粉の5%位ですが、多少前後しても構いませんし、はちみつやメープルシロップでも可能です。
砂糖の役割は、イースト菌を活性化するために使っています。
菌の発酵には欠かせないのですが、こちらも多少前後しても構わないようです。
例えば、少しパンを甘く仕上げるならば砂糖を多めに入れると言うことも可能です。
理屈が解れば、アレンジが可能です
このように、初めは色々きちんとしないと!と思ってやっていた調理ですが、パン作りに至ってもアバウトな調理方法で作れるようです。
もちろん、これは、ホームベーカリーの性能がどんどん良くなってきているのもあるでしょう。
しかし、理屈が解ればアレンジも可能ですよね。
せっかく持っているんだったらキッチンの奥にしまって置かずに、是非、チャレンジしてみて下さい!
意外と簡単に、分量の計測もそこそこで作れると思います!
私が動画で使用しているパン切り包丁はこちらです。