くるみ亭がやってきた
今日はくるみ亭が私の家にやってきました。
そして、私の同僚や友人を招いて、ワークングマザーのレシピを披露してもらいました。
夢見る料理
皆さんは、料理本を買ってみた瞬間は、心踊るのに本棚の奥底に棚入りしていませんか?
え〜、実は私がこの典型的なタイプです。
本屋で買って読むまでは気持ちはルンルンです。
さ〜て、やってみようと思いきや、材料が家になかったりして、また今度!と思ってそのまま御蔵入りです。
なぜ、そうなるのか?なんて今まで考えてもいませんでした。
そうなんです。
それは、自分がグ〜タラだからと思っていましたが、本当はそうではないのです。
素敵な料理本に隠されている罠
料理本を見ると、素敵な食器に盛り付けられた、お料理。
美しく、美味しく見えるように、盛り付け、飾りつけは、カメラマンとお料理専門家のプロの仕事です。
みんなはここに夢を描くのです。
「あ〜、この本買ったらこんな風にできるんだ〜」って。
当たり前です。本を買ってもらわないと、この商売成り立ちませんから。
本は、相手に夢を与える仕事なんです。
もちろん、これは決して悪いことではありません。
例えば、ファッション雑誌、こんな風になんてなれっこないのに、ついつい雑誌を毎月購読する事ってありますよね〜。
これと、全く同じなんです。
夢を与える。
ハッピーな気分になる。
これです。
夢を見る事と実際にやる事には大きな差があります
でも、毎月購読しても、本当にお料理が上手くならないのはなぜ?でしょう〜。
そこには、現実となったらいいなぁ〜のギャップがあまりにもありすぎて、行動に移す事ができません。
問題は、
- 手間暇かけたお料理が実際のところ美味しいか?
- 時間に制限あって行動に移せない
- 食材を手に入れるには入手困難である
- 慣れていないので、臨機応変が効かない
- いちいち、本を横にして料理をする事が面倒である
- 素敵な料理過ぎて、生活感がないので、一度は作るが次に続かない
- 美味しそうに見えても、自分の舌が味わっていないので行動に移せません
と、理由を挙げたらキリがありません。
私は、働くお母さんにとって、家族に愛情を示せる料理は、ごくわずかな時間とシンプルで栄養バランスの取れた料理が一番だと思っています。
本当に、手の込んだお料理は、外食すればいい事ですし、時間が労働によって制限されていますので、この際、手抜き料理もいたしかたないことです。
ワーキングマザーのレシピは簡単で、安上がりです。
今回は、幾つかの料理をくるみさんに作ってもらいました。
全てをまねる必要はない
くるみさんの料理には、沢山のアイデアが詰まっています。
しかし、全てが正しいということはありません。
各家庭によって伝統的な料理もありますし、味付けだってまちまちです。
例えば、普段の味付けが濃い目のお料理を家庭で出されている場合は、入院食を食べた時、薄味でふりかけやお漬物がないと食べられないと感じる方も多いと思います。
それと同じで、味覚なんて、風土や家庭環境で随分違うものです。
ですから、一度作ったら自分の味、家庭の味に合わせるようにしていただきたいと思っています。
これが、お料理を楽しく、そして、美味しく続けられるコツだと思っています。
手作り料理は、健康にも家計にもとても優しいです。
ですが、そのために、作るお母さんが無理をすれば本末転倒です。
自分の身丈を知って、少しずつ改善するところから始めてみてはいかがでしょうか?
ちょっとした改善が、1年後、2年後、5年後‥野菜嫌いの子供が何となく野菜が好きになっていたということもありますよね。
家政婦のミタさんよりメッセージ
全てを真似する必要はない、自分ができる範囲で少しずつ変えてみよう〜
お母さんがいつもハッピー❤️
それが、家族のハッピーにつながります。
だから、お母さんが頑張れるのです。
家政婦のミタより。