ようやくゴールデンウィークの忙しさも終わりほっとしているところです。
特に、仕事で時間の余裕がなくなると、家事に費やす体力がなくなり、仕事から帰ってくると洗い物や衣類の片づけを自分がしないといけないと思うとイライラするのです。
特に、この時期は、衣替えのシーズンと重なり普段の家事労働と季節変動による負荷がかかってきます。
今日は、このストレスを少しでも軽減できないか?を考えてみました。
ストレスの原因を探る
この季節は、朝夕がとても寒く日中は暑くなり、体温調節を上手くコントロールしないといけないのですが、そのための衣類の衣替えも時間がなくてなかなかままなりません。
衣類の整理も、完全な冬もの冬物はしまいますが、羽織るものや薄手のものは完全にしまうことが出来ないのです。
すると洋服箪笥の中は、夏用と間物が混在しており、洋服選びにもストレスがかかりますし、統一感の無い引き出しを見るとイライラすることがしばしばあります。
時間がなくて仕事で忙しくてイライラしているのに、さらに輪をかけるのです。
もちろん、私は完璧主義者でもありませんし、どちらかと言うと、キッチリとするタイプでは無いのですが、そういった小さな不快感が、仕事が忙しくなると往々にして爆発すると言う事がわかってきました。
その感情をよく分析すると、イライラする原因は、時間がないこととそれに伴いなかなか片付けられないと言うのが原因であることがわかります。
時間がない時は、シンプルな方法を考える
時間がないと言うのは、仕事が本当に忙しいときは解決できないのですが、片付けられないと言うのはもしかしたら事前に解決できるのではないかと考えました。
すなわち、この時期は忙しいから、そのためには他の事をどうやって手抜きするかを考えるのです。
振り返ってみると、忙しい時期は着る洋服もあまり考えませんし、考えるほど、ストレスが溜まるのです。
寒ければ羽織るし、暑ければ脱ぐと言うあまりファッション性にこだわっておらず、少しでも着心地が悪いと無意識にその服を選んでいないようです。
下着類に関しても全く同じことです。着心地の良い下着は何回も着ますし、なんとなく着心地が悪いとタンスの奥のほうに追いやられています。
まずはそんな行動を考えつつ、少しずつですが洋服を選別しできるだけシンプルな服装に変えました。
特に作業服については、時間がない時にさっと取り出せて洗い替えが2~3枚あれば良い訳です。
毎日着る仕事着を効率化してみる
私は、普段花作りという農作業をしています。
仕事中は、動きやすく日焼け止め効果があり、洗い替えができる安価な服が良いと考えています。
そこで、ユニクロのストレッチパンツに変え、上着は怪我や日焼け防止の為、麻のカッター(プレミアムリネンシャツ)に切り替えました。
麻のシャツは、えりがあるので、首元の日焼けも防げますし、素材として天然の麻だと通気性に優れ、袖が邪魔なときはまくって作業をこなしますし、朝夕など、少し肌寒い時は、上からベストのようなものを着るようにしました。
洗濯すると少ししわ感があるのですが、上からエプロンを重ね着するので、アイロンをいつもかけなくてはいけないということはありません。
実は、夏の終わりにはよくセールをしているので、その際に買い揃えていることもありますが、定価でもそんなに高価ではありません。
今年のお気に入りは、ドライタイプのストレッチパンツです。
水やりなどの作業の際、長靴を履くこともしばしばあるのですが、その際にズボンの裾が開いていると脱ぎ着の際に引っ掛かりストレスを感じてしまいます。
これだと、足元もフット感があり、しかも、ドライタイプなので、思ったほど暑く感じ無いようです。
暑い夏が来るまでは、これでしばらく過ごしてみたいと思います。
このように、時間がないことでストレスを溜めるよりも、生活を少しシンプルに見直すことで、ストレスが軽減することがわかってきました。
洋服選びも、あれこれ迷って選ぶのも楽しい時もありますが、時間がなくなるとストレスだけが溜まるようです。
有名な話で、アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズは生前、黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーというスタイルを貫いていましたが、世界の成功者たちが「毎日同じ服を着る」というのは、ある意味、細やかなことに自分の重要な決定事項のエネルギーを奪い取られない為であると言われています。
なので、せめて、仕事着などの作業服は割り切って考えるほうがいいような気がします。