ミッション?使命感?そんなこむずかしい話をされても、主婦は、料理、洗濯、掃除などなど、目の前のことをするだけで精一杯なんですよ。って声が聞こえてきます。
いえいえ、私たちが一番素晴らしい使命を持っているって知ってました?
私たち主婦は、命を預かっているんのです。そう、家族の!
「4人のレンガ職人」の話
「4人のレンガ職人」の話です。
旅人が広場でレンガを積んでいる職人たちにたずねました。
「そこで何をやっているのですか」
職人A:見ての通り、レンガを積んでいるんだ。
職人B:大きな建物を作っているんだ。
職人C:歴史に残る立派な大聖堂を作っているんだ。
職人D:みんなが集まって幸せな気持ちになれる場所を作っているんだ。
これは、「4人のレンガ職人」の有名な話です。同じ行為でも、意識の違いで、単に働くという労働から、使命感、天職というレベルまで意識が違うのです。
では、私たちはこんな意識で毎日仕事と向き合っているでしょうか?
生活のため?人生を変えるため?
ミッションってなによ?わかっているけど本当に難しいですよね。
直ぐに見つかったら苦労しないし、そもそもそんなこと考えたことなかったわ、、、という人が多くを占めているのではないでしょうか?
料理一つとっても、気持ちを変えれば行動が変わる
今日は、家庭料理を通して日本の食卓を守る、ハレルヤ・パーソナルシェフ・サービスの松本さんにお話をお伺いしました。
主婦の皆さんへ、お料理は作っていますよね。
皆さんはお料理を作る時、どんな感情で作っていますか?
「あ〜〜今日も、何作ろう?めんどくさいなぁ〜。疲れたなぁ、、、。」
そんな感情がよぎるのではないでしょうか?
私も、そうです。特に仕事で疲れて帰った時は、目の前のテーブルに食事ができていたらどんなに幸せか?と思ってしまいます。
このように、私たちは料理を作る時、自分の感情に任せて作っていることが多々あるのです。
もちろん疲れている時もあるでしょう、めんどくさいと感じる時もあるでしょう。
しかし、食べる人のことを想って作ることが、家庭料理の原則だと松本さんはおっしゃられていました。
そうです、誰のために食事を作るのか?です。
これって、レンガ職人の話と似ていませんか?
私たちは、ミッションだとか、使命とか難しく考え過ぎて、ついついこの考え方を忘れてしまっているのです。
もう一度家庭料理の意味を考えてみましょう
家庭料理は、レストランで食べる食事と大きく違うことがあります。
それは、自分でコントロールできるのです。
食材もメニューも。
何を食べるかより、どう食べるかが大切だということ意識するだけで、食卓の在り方、存在価値が変わってくるのではないでしょうか。
何を作るかより、誰のために作るかを考えた時、自ずから行動が変わってくるはずです。