ブログを書いている時は、どれだけ書いたらアクセスが伸びるんだろうか?とか、ゴルフだったら、いつになったらまともなスコアーが出るんだろうか?とか、どうやったら劇的に飛躍するんだろうか?とか、、、
そんな焦る気持ちの感情は、誰しも持っているものです。
今日は、ゴルフレッスンに通われている生徒さん同士の会話の中から、私の感じた、物事を加速するためのコーチの重要性と自分の認識について書いてみたいと思います。
ゴルフの生徒さん同士の会話
「いやー、今から考えてみると1年前のホームと、今のホームは180度変わっているんですよ。
それが不思議なんですよね、習い始めた頃はコーチが自由に打たせてくれたから、これでいいんだと思って、積極的にクラスに参加していたんです。
教室では、毎日ほんの少しだけこういうところ直したほうがいいよと、アドバイスがもらえるので、そこを注意しながら、ただ楽しく振っていただけなんですよ。
なのに、気がついてみれば、一年前にスタートしたときから比べると、まるっきりフォームが変わっていて、以前のホームすら覚えていません。
それくらい変わりましたね〜。」
と、ゴルフの生徒さんはコーチの重要性について話していました。
相手を認める
ゴルフでもそうですが、何回か素振りをするとどこが悪いのかコーチから見れば一目瞭然です。
しかし、それを直ぐに否定してしまえば、相手はやる気をなくしますよね。
プロのコーチは、相手の性格と癖を見極める為、しばらくは自由に泳がせています。
時折、明らかに直した方が良いところはアドバイスしますが、完全に間違っていること以外を、すぐに注意すると相手との信頼関係を損なう場合があるからです。
正に、相手を理解し認めるのです。
変化を可視化することで達成感を促す
私も、ゴルフを始めた頃は、グリップの握り方、基本スイングなどを重点的に注意されました。
これだと、注意されても明らかに自分が間違っていると理解できるからです。
また、時折動画を撮って以前のフォームと、良くなったときのホームを見比べることもあります。
こういったことをすると、少しずつ良くなってきているという自信が湧きますよね。
褒めることでやる気を促す
少人数制のグループセッションでは、コーチは全体を俯瞰しながら、皆さんが平等に扱われているように、時間を区切りながら一人一人に向き合います。
ときには、重点的に一人の生徒さんに対してセッションをすることも有りますが、グループ全体の調和を考えてセッションをしなければなりません。
なので、目は1人の生徒さんに向いていますが、空気感で全体のバランスを読み取っているのです。
時折、さっきのホームは良いよとか、順調に打てていますやんと、コーチが見ていない時でも、後からアドバイスをもらう時があります。
すると、「あー、私にも目をかけてもらってるんだ」と言う安堵感が生まれるのです。
また、数字はとにかく効果的です。
ゴルフの場合は、スコアーだったり、ブログの場合は、アクセス数や更新頻度など、数字は出来ている!を自覚しやすい指標となりますよね。
私も、レッスンでは、できるだけこういう風にしたいとコーチと相談しながらレッスンに取り組んでいます。
人はすぐには変われない、変わらない
当然、コーチを付けると費用がかかりますから、お金を払う側としたら、直ぐに結果に繋がって欲しいですよね。すると、直ぐに数字や実績に目を奪われがちになります。
確かに、誰かがコーチとして介入することで、加速はしますが、今までの癖を少しずつ軌道修正しながら進んで行くので、直ぐに変るはずは無いのです。
少しずつ、自分の出来ているところを自分で認め、コーチと相談しながら確実に進めていくことで、道が開けていくのではないかと思います。
実際、私も出来ていない自分の目が向き、焦る気持ちが随分ありました。
ブログを書いている時は、どれだけ書いたらアクセスが伸びるんだろうか?とか、ゴルフだったら、いつになったらまともなスコアーが出るんだろうか?とか、どうやったら劇的に飛躍するんだろうか?とか、、、
しかし、人は直ぐには変われない、変わらないのです。
間違いのない方向に進めるよう可視化してもらったり、相談できるのがコーチの役目だと思っていますし、コーチが私を信頼しているように、私も、信頼して一歩ずつ進んでいこうと思っています。