今日、人生で初めて胃カメラを飲みました。
きっかけは、健康診断の血液検査にピロリ菌検査を追加したことがことの始まりです。
検査結果は陽性で、私の胃の中にはピロリ菌が住んでいるようです。
それが元で、悪さをしているような気配はなく、胃腸の調子も良かったのですが、妹が胃カメラを飲んでピロリ菌を発見、その後、食道がんが早期で発見された事もあり、やはり胃カメラを飲むことを選択することで予防医療につながると思い、決心しました。
初めての胃カメラの検査
夜の9時から絶食、あさか絶飲絶食で胃カメラ検査の挑みました。
初めての胃カメラです。
人に聞いた話では、胃カメラは喉の中を通る際に、痛みと嘔吐で気分が悪くなったり、それがきっかけで、その後は絶対したく無いという話も耳にしていました。
今まで躊躇していたのですが、最近では鎮静剤(眠ってする胃カメラ)を使った内視鏡検査を導入して検査ができることを、妹から聞いていましたので、私も恐る恐る、これなら!と思い切って治療に挑みました。
鎮静剤(眠ってする胃カメラ)を使った内視鏡検査
結論からいうと、恐ろしいほど全く覚えていません。
鎮静剤を腕から注射された瞬間から記憶を失い、その後、検査の終了まで約15分程で起こされ仮眠室に行ったのですが、それも覚えておらず、気がつたら家族からの電話で起こされていました。
はじめに、喉の痛みを緩和するためにスプレー剤の麻酔をして、軌道を確保され、ベットに横たわりました。その後、注射で鎮静剤を投入されましたが、記憶が全くありません(笑)
気がついたら、談話室のロッキングチェアーで爆睡。
意識がもうろうとする為、往復の送迎を家族に依頼していましたが、連絡があまりにも遅いので、心配して家族からの電話で起きたのです。
胃カメラでの検査後、概ね2時間そのロッキングチェアで寝ていたようです。
爆睡で検査終了
鎮静剤を投入される前に、看護婦さんから説明を受けました。
人にもよりますが、検査中、記憶がうつらうつらになり、先生の説明が聞けなくなることがあるようです。
後から、説明を聞くことはできませんので、後日、診察の際の説明までお待ち下さいとのこと。
説明をされたときは、そんなこともあるんだと思っていましたが、実際は、ロッキングチェアで寝ている自分にびっくりです。
全く記憶がなく、そこまでどうやって言って寝たかすら覚えていません。もちろん、看護婦さんの介助があったとは思いますが、自分で歩いてそこまで行ったことすら記憶にないのです。
検査を受けての感想
最後に感想としては、
- 喉の中を異物が通ったため少し傷ついているのではないか?と思う所があり、うっすらと違和感を感じています。
- 2時間ぐっすり寝たにもかかわらず、少しふらつき感と、体の気だるさが残っています。
- 検査は朝10時半からでしたが、気が付いたら2時位になっていました。
この3点が気になる所ですが、これなら、年に1回ぐらい胃カメラを飲んでも全く気にならない感じです。
このように、検査に少し時間がかかりますが、痛みを伴う胃カメラよりも、私にとっては、うんと負担が少ないようですね。
鎮静剤(眠ってする胃カメラ)を使った内視鏡検査のメリットとデメリット
メリット
●眠っている間に検査が終了するので、苦痛をほとんど感じることが無い。
●麻酔薬のアレルギーがある場合、麻酔薬を使用せずに検査をすることも可能である。
●嘔吐反射が強い方でも検査をすることができる。デメリット
●検査後、麻酔から覚めるまでのことを覚えていない。
●検査前に点滴(薬を注入するルート)を確保する必要がある。
●検査当日は運転ができない。
●検査終了後、約1時間程度休んでから帰宅することになる。
●検査終了後しばらくの間は仕事をすることは控えた方がよい。
薬の効き方にも個人差があるようですが、私の体験記はこんな感じです。
結果的には何の問題もなく、ピロリ菌退治のための薬を投与で処置は終わる予定です。
早期発見・早期治療には、こういった痛みを緩和する検査の医療技術の発展を心から望みます。^ – ^
食道ガンで戦っている妹の回復を心から願っています。