祖母の満中陰が終わり、仏壇の中の引き出しを整理していました。するとかなり以前からあった古い写経本やお香・お香立てなどが出てきて思い切って整理いたしました。
戸棚や洋服の整理ダンスなどは季節に応じてこまめに見直しを図りますが、仏壇の中の引き出しというのはなかなか見直しを致しません。実際、20年ほど全くの手付かずの箱もありました。
今日は、『これこそいつやるの?今でしょう』
と思い、整理し後世に引き継ぐための準備を書いてみました。
仏壇の引き出しの断捨離
仏壇中には古いお香たてやろうそく立てがあり、その当時は予備で置いていたんだと思いますが、ずいぶん古くなっていましたし、まだ新しいものも数があるので思い切って処分いたしました。
服とかと違って仏様のものはなかなか処分しにくいものですね。
しかし、今ここでしないと次に手に取るのは数十年先になりそうなので思い切って処分をしました。
その理由は、私が処分すれば後の人が処分をすることを悩まなくても済むと思ったからです。
実際、昔、祖母にこれを見直して片付けようかと提案したことがあったのですが、その当時は、まぁ場所があるから置いといてと言われ、そのままの箱がいくつかありました。
しかし、今となっては、無用の長物となり、祖母の満中陰が終わって良い機会だと思い整理しました。
自分の物なら自分だけの判断で処分出来ますが、こういった家族共有資産については、家長の許可が必要になってきます。ですが、特に急を要しませんからなおざりになって行くわけですね。
神棚の断捨離
伊勢神宮で見たパンフレットにお札の祭り方について書いてありました。
よくよく見ると、天照皇大神宮と氏神神社、崇敬神社を横に並べたり、重ねてしまっていいと書いてあったので、早速1つにまとめました。
以前は、神棚に横一列に、ずらっと並べてあったのですが、それだと場所もとり、ろうそく・榊・お供え物等がたくさん必要になります。
しかし、1つの神棚に収めたことで、場所もお供え物も一つで済むわけですから効率も良くなりますよね。
今日は、思い切ってやってみました。
神仏の祭りごとを後世に引き継ぐために
息子が結婚して、孫を連れて家にちょくちょく遊びにくることが多くなりました。
神仏の祭りごとについては引き継ぐところはきっちり後世に、省略ができるところは、時代に応じて出来る限り簡素化していこうと思っています。
これが私の主婦としての使命かもしれません。
これで、神棚も仏壇も気持ちもスッキリです!