名案?思いつく!
二日ほど前から、ウオーキングの会場探しで悪戦苦闘していたら、友人の紹介で広くて、リーズナブルな会場が見つかり、ほっとしていました。
一応、場所と時間などを確認するために何度かそのサイトを開いてみると、その会場の中にピアノが常設してあることに気がついたんですね。
いつものわたしなら、ま〜関係ないっか〜って、サラ〜っと流れていったかもしれませんが、今回は何故か?名案??を思いつきました。
うちの娘は中学3年になります。
ピアノ歴はまだ5年と未熟ものですが、ピアノを弾くことが楽しいらしく、親のわたしが一度も練習しなさい!と叱ったこともなく、勝手に先生と連絡を取って、レッスンをしてもらっています。
今では、基礎的なピアノ練習曲をパスして、自分の大好きな曲を弾いている状態で、
本当に、「好きこそ上手なれ」です。
歌謡曲などを弾くようになってから、基礎的な練習曲が急に簡単に見えてきたと言ってましたから‥
そんな彼女を見て、ふと名案?を思いつきました。
インプットしたら、アウトプット
「今度、ウオーキングのクラスに連れて行ってあげるから、あなたの好きな曲みんなに聞いてもらったら?」と打診してみました。
彼女のレベルが、まだまだなのは、親として、そして若き日にピアノを習っていたのでよく理解しているつもりです。
でも、わたしは彼女にアウトプットの機会を与えたかったのです。
そう、インプットしたら、アウトプット。
アウトプットすることで、また、スポンジのように吸収できる。
もし、彼女が未熟で、失敗したしたとしても、わたしの友人はきっと笑って許してくれる。
彼女にとっても、自分の壁を越えるにはとてもいい機会かな〜っと思っていました。
彼女はとても嬉しそうに、
「やった〜!ウオーキング習える!」と喜んでいました。
とにかく、ピアノの先生に相談してくるように伝えました。
そして次の日
ピアノの練習から帰ってきた子供が、メッチャ不安なおもむきで、
「そんなん、絶対無理!あかんし!‥
先生もそう言うてはったから‥無理やわ!」
はぁ???
な、なんか聞いたフレーズ
誰がやる前から、無理!なんていうんや!
先生か!
私は、否定的な子供の言葉を聞きながら、
はじめから無理と決めつける。そしたら、何も生まれない。
その否定的なフレーズ。
あかんやん!すっかり、あかん世界にはまってしまっている。
あかん世界の理由は2つ
私は、先生を説得しようと、よくよく話を聞いてみた。
理由は2つ
- 先生のところのご主人が病気で倒れ入院中でしたが、9月に帰ってこられるそうです。ただし、介護が必要になってくるので今月一杯でピアノを教える事をやめたいとのこと。
要するにこれ以上、教える事が出来ないということでした。 - 今、子供の弾いている曲は、上級の曲を無理して弾いてるのが現状なので、きっちりレッスンするには、半年ほど必要といわれた。要するに、時間が無い。たった2カ月足らずで、きっちり弾きこなすことが無理との事。
子供からこれを聞いたときは、ショックでした。
もちろん子供も動揺していました。
心の動揺
先ず、無理と言われたことで、彼女の心の変化は
- 子供は先生が、出来る方法を見つけてくれると思って、頼りにしていたのです。‥絶望感
- 衝撃的なことは、5年間習っていた先生に、お別れを告げなければいけない事‥悲しみ
- この先、自分のピアノは誰が教えてくれるんだろうか。難民状態です。‥不安感
子供が、感情的に否定的な言葉を発した気持ちがよく理解できました。
本来なら、先生連絡をとり、なんとかレッスンで、うまく弾けるよう考えて頂くのですが、事情が事情です。
とにかく、現状打破しないと…
思いもよらない急展開で、困惑中ですが、できない自分を超える!
言葉がこれだけのパワーを持つことを、体感した1日でした。