長寿社会において、今や定年退職からの人生が、人の幸福度を決めるのではないか?とさえ思うようになってきています。
『ライフ・シフト』著者リンダ・グラットン氏は
100年時代に向けて3つの無形資産
- 生産性資産
- 活力資産
- 変身資産
特に重要になって来るのが変身資産であると著者は語っています。
自分は一体どうなりたいのかを選択し、多様なネットワークや何かが起こった時に柔軟に対応する変化が必要になります。
しかし、自分は本当は一体どうなりたいのか?を知ることが一番重要で、ここがあやふやだと、人に流された変身力しかできませんし、情熱が湧かず浪費するばかりです。
では
あなたのなりたい自分ってなんでしょうか?
ヒントは、自分の強みを知ること、自己の振り返りです。
自分の強みを知ること
自分の強みは、今までの生きてきた経験、知識、時間の中に潜んでいますし、ストレングスファインダーなどのテストで大まかな概念は理解できることでしょう。
そしていくつかの自分のタグを掛け合わせることで、強みは強化されます。
例えば、
私は、主婦業を25年以上やってきて3人の子供を育ててきました。
新米のお母さんには負けません。笑
結婚してからずっと農業の経営に参画してきたので、事業の厳しさや楽しさを味わってきました。
そして、今も良かれ悪かれ経験中です。
ここ10年は、異業種の方との交流も多く持ち、友人も沢山増えました。
多種多様な人と交流することで、人が体験できないような事も色々できたような気がします。
こうやって、ブログを書いて情報を発信しているという事も、自分の意見を述べるという事で、少なからず得意な分野でもあります。
自己の振り返り
そして、このような経験と特技を掛け合わせた時、何か出来ないか?と考えるのです。
それは、大したことない行動でもいいのです。まずはやってみる。
そして、その行動に対して周りの反響や自分自身の成長をやる前とどう変わったか?考えてみるのです。
このことが、自己の振り返りです。
私は、大したことではないのですが、ホットクックで作る簡単スパイスカレーを自宅で開催しました。
参加費として材料代はいただきましたので、支出金額はゼロです。
自分の時間を使いましたが、その代わり、
- みんなが喜んでくれたこと。
- 各家庭に持ち帰って学んだことを実践してくれたこと。
- チームワークが出来たこと。
何よりも、
自分がどんなところで得意なのか?不得意なのか?が理解できたのです。
そして、その不得意分野については、任せる、手放せるというフィードバックを自分の気づきから得られました。
自分の強みは、他人には見えている時があるので、何か行動を起こした時、フィードバックをもらえるというのもメリットですね。
何かを始めてみないと何も得られない
ほんの少しの勇気で行動が変わり、気づきが得られる。もしかしたら、失敗の連続かもしれませんが、なりたい自分になるには、何かを始めてみないと何も得られないのかもしれません。
そして、時にそのフィードバックは自分にとって、心が裂かれるほど厳しいものかもしれません。しかし、その痛みがあるからこそ、そこから成長できるのです。
いつまでも、安全地帯にいたら、変身力は育たないのです。
さぁ、何かが浮かんだら、何かを始めて見ましょう。新しい扉がきっと開かれるはずです。