甘いものを食べると,体の中はどんな変化をもたらしているのか?FreeStyleリブレを使って実際に自分で体験してみました。
私たちの体は食べ物をとると、食物中の糖分がブドウ糖として血液中に送り込まれます。
ブドウ糖が血液中に送り込まれると、一定の量をオーバーした時それを制御しようと肝臓からインシュリンが分泌され正常な血糖値に下がります。
ブドウ糖の役目は、すぐにエネルギーに変わり、活動するときに必要な栄養素ではありますが、ある一定量超えてしまうと自分の肝臓や筋肉・脂肪細胞に取り込まれます。この蓄積が、太る原因であるわけです。
今まで、このようなことを教えられても、実際に体の中は見えないのでなかなか実感することができませんでしたが、今回はこちらのリブレを使って食べ物を食べたときにどのような変化をもたらすのか?を数値化して体感することにチャレンジです。
こちらのフリースタイルリブレは、腕に500円玉の大きさのパッチ色センサーを貼りつけ、血糖値を最長14日間にわたって測定できます。
実は、センサーの針を光組織に差し、体液のグルコース濃度を測定することで血糖値を推定するのですが、針を見た瞬間ちょっと怖くなってすることをためらいました。
注射は看護婦さんなどの専門の先生がするので怖いと言う感覚は薄らいでいますが、自分で針を刺すと言うのに、しばし勇気が入りました。笑
刺してみればどってことなく、昔BCG予防接種を受けた際、ハンコのように押されたあんな感覚です。しかし、初体験なので本当にドキドキしましたね〜。
装着時は、こんな感じです。
さて、計測ですが装着後60分から可能になります。
腕に貼り付けたパッチに機械を「ぴっ」とかざすだけで、血糖値をリアルタイムで測定することができます。
計測はかざした時だけではなく、15分おきに血糖値が記憶され、2週間分のデータを残すことができます。また心配していた入浴やプールも問題ないようですね。
また、あれだけドキドキしながら取り付けたタッチ式センサーですが、その後は全く痛みもなく違和感もあまり感じませんでした。
初めての計測数値。昼食前です。
血糖値の正常値は、
- 空腹時血糖値 99mg/dL以下(日本人間ドック学会)
- 食後2時間血糖値 7.8mmol/L(140mg/dL)(International Diabetes Federation)
なので、なるべく乱高下しない食べ方が良いようです。
1日めの昼食に、そうめんと根菜類のお味噌汁を食べたのですが、食べて1時間もしないうちに計測器が96から170まで上がりました。
多分、そうめんの中に含まれている炭水化物や根菜類の糖質が血液中に送り込まれたことで、血糖値が上がったものとみられます。およそ2時間ほどするとこの血糖値も低下していくようです。
その日の夕食は、キャベツ、ピーマン、ズッキーニ、きのこ類、豚肉の中華風蒸し炒めでしたが、こちらのほうは2杯おかわりしてもほとんど血糖値が上がっていません。
今朝、いただいたタルトケーキがあまりにも美味しそうだったので、りんごの部分だけつまみ食いをしましたが、その後30分ほどして血糖値を測ってみると、132まで、ぐんと上がってしました。
今日のお昼ご飯にサラダ、豆腐、ひじきの煮物をおなかいっぱい食べたのですが、かなり満足度も高い割にはこちらも血糖値はほとんど上がっていないのです。
このように、食べたもので人の体はドンドンと変わっていくと言うのを実際に体感しています。
引き続き2週間の計測をおこなう予定です。数値化することで、リアルに分かりとても面白いですね。
この機械は糖尿病の方のために開発されたようですが、未病は予防からという視点で、2週間食べるものについて考えてみたいです^ – ^
こちらの計測器とタッチセンサーはアマゾンでも購入することができます。ご興味のある方はこちらから