出てこなあかんずら〜御主人様〜と、私の元から離れないハクション大魔王。
通称、インドの神様ガネーシャも我が家にやった来て数週間が立つ訳で、この神様だけでも取り扱い注意なのに、これ以上やってきたらパニックになってしもうたわ。
昨日は夕方6時半からガレージにある車の座席で2時間、寝落ちして、我が家はママが帰ってこない〜と捜索願いが出るはずもなく…。
冷ややかに
「飯まだか?」とガネーシャに言われるだけやったわ。
全く記憶がなく、そのまま布団に入って朝までぐっすりでござる。
起きたら、枕元にハクション大魔王が鎮座していて、もみてしながら
「御主人様〜、何かご用はないでござるか〜。」
といったものだから、
私は、はようココから消えてくれたら嬉しい事を伝えたら、ダメでござる〜。
私はご主人様のお役に立つことが、この世の喜びでござる〜。と、手をもみもみしながら、ニッコリ微笑んだ。
あかん、無理、と布団かぶってもう一度寝直そうと思ったが、仕事の時間も迫ってきたので、気をとりなおして起きてみた。
何かさっさと、ランプの中に行ってくれる方法ないかなぁ〜と思ったが、肝心のランプすら見当たらない。
あ〜、最悪!
私の声は、森進一の『おふくろさ〜ん、おふくろさ〜ん🎵』に声変わりをし、このまま演歌歌手でもいけるようだ。
え〜、ココで一曲……
と、歌い始めようとすると、ガネちゃんから「ハイ! カット〜〜〜」
と切られてしもうた。オ〜せつない思いってこのことやろうか…
と、いうことで、今日は食事もたいそうなものも出来ず、最近やめていたパンに手をつけてしもうた。
体力が弱っているときは、滋養強壮に野菜スープなのがいいのはわかっているが、誰も作る人がおらへん。そやから、ハクション大魔王にお願いすると、これ、アメリカからやってきた素敵な香辛料やからきっと体にいいと思うで〜
とシナモントーストを出された。
ま、なんでもいいわ!この際。
きっと脂肪様も喜んでいるに違いない…
アーメン