以前に友人から本格的スパイスカレーを習ってから、週に一回ペースでカレーを作るようになりました。
理由はもちろん美味しいからなのですが、それ以外に家族の体調も良くなってきました。
以前、書いたブログです。
以前は、お店や自宅でカレーを食べると食後30分程するとお腹を壊すような症状に見舞われていたようです。まぁ、そこまで深刻な状態ではないので、本人はスパイスによる刺激物だと思っていたので、私にもそのことを伝えてはいませんでした。
自宅で作るカレーには、ほとんどと言っていいほど特に気になるものは投入しておらず、いたってシンプルな市販のカレー粉と鶏肉(骨つき)じゃがいも、玉ねぎ、人参などです。
なので、カレーに含まれている成分、特に香辛料の刺激なのかと思っていたのですが、最近私が作るスパイスカレーを食べ始めてからお腹を壊すことがなくなったようです。
で、そのことを聞いた後、一番怪しい市販のカレールーの成分を調べてみました。
カレールーは、小麦とスパイス、油がメインだと思って裏面を見てみると、食用油脂(牛脂豚脂混合油、パーム油)がトップにきているので、これが大半を占めていることがわかります。
パーム油とはアブラヤシの実から採れる油で、年中収穫できるため油脂類の中で最も安価な油なのです。よって、加工食品や外食産業など幅広く使用されています。
成分に飽和脂肪酸が多く含まれているため、パーム油は植物油でありながら動物性脂肪に似た油なのです。
食用以外にも石鹸やバイオディーゼル燃料の原料として使われていることを知ってゾッとしました。
特に加工品の中でパーム油が多く含まれているのが、
- カップラーメン
- アイスクリーム
- チョコレート
- ポテトチップス(スナック菓子)
- カレールウ(レトルト食品全般)
- 外食産業で使われる揚げ物油
- マーガリン
- 冷凍食品
などの食品です。
確かにチョコレートやアイスクリームも食べますが、カレーほどの量と頻度ではなく、マーガリンは使わずにバターを使用していますし、冷凍食品も食卓にメインで出すことはありません。なので、パーム油をとっている背景にカレーが存在しているなんて考えても見ませんでしたし、ルーに、これだけの影響があるとは思ってもいませんでした。
今作っているスパイスカレーには、良質な油(ココナッツオイルとオリーブオイル)しか入っていませんし、野菜も以前に比べてバラエティー豊かな野菜を入れるようになりました。
まぁ〜〜、冷蔵庫の在庫整理と言ったら身も蓋もありませんが、その時々に入れる野菜の材料でカレーの味は変わりますので、毎週作っても飽きません!笑
どんな野菜を入れたかと言うと、レンコンやかぼちゃ、山芋、トマト、しいたけ類、セロリ、ごぼう、アボガドなどありとあらゆるものですし、生姜とニンニクは必須です。また、それを入れてマズかったような苦情も聞きません!
料理はシンプルな方が美味しいと言われる所以は、野菜の味を最大に引き出す調味料とのハーモニーなのかもしれませんね。
ほんの少しだけ調理方法や材料を変えただけでも、家族の体調が良くなっていくのは嬉しい限りです!
こちらの写真は、スパイスを調合して我が家の調味料入れにセットしてあります。
これで、いつでもお気軽にカレーが作れます!!
もし、カレールーに疑問を持ったら、カレー粉とガラムマサラ、バター、小麦粉でも簡単に作れますので一度お試しくださいね。^ ^