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薬ってなぁ〜に

先週の「最上の健康を学ぶ会」では、薬剤師からみた風邪薬(インフルエンザを含む)について、たくさんのことを学びました。

投稿が遅くなったのは、もちろん、ある程度本を読んで知っていたとはいえ、ショックな事が多すぎて、また、私の中の薬についての情報が未熟すぎて、なんて書いたらいいのかわからなくなっていました。

とにかく、このまま放置しても、自分の思考が停止してしまうので、教えていただいたデータを元に、専門家からみた薬についての向き合い合い方についてシェアーしたいと思います。

先ず、咳、鼻水、熱の症状が出たら、皆さんはどうしますか?

私は、養生するのは勿論の事、早めの受診を心がけていました。特に子供に至っては、休みの日によく熱を出すことが多いので、病院の空いている日に早めに受診していました。

インフルエンザの予防接種は、毎回型が変わるので、予防接種はしても確率的にどうなん?という疑問と、なってもいいお薬があるので、別に気にしていませんでした。

それがですね…

のっけから、

「日本では風邪をひいたら、抗生剤、解熱剤、鼻水を止める薬と3点セットのごとく処方されますが、風邪の約9割がウイルスが原因で、抗生剤はウイルスに効きませ〜ん」

なんていわれたもんだから、はぁ〜ですよね。

いや、いや、こっちが文句言いたくなりますわ…

私たちが勝手に飲んでいるわけではなく、ちゃんとお医者さんにかかって、処方箋をもらって、まじめ〜に飲んでる患者ですよ〜

日本人は多剤耐性菌の検出率が、オランダ1%、イギリス45%、そして日本人は80%だそうです。
要するに、薬剤の多様によって以前使用されていた薬剤が治療効果を失ってしまい、本当に効果を発揮させたい時それができなくなるのです。

多剤耐性菌とは
ある微生物が作用機序の異なる2種類以上の薬剤に対する耐性を示すことをいう。多剤耐性の発生機序としてはかつては突然変異によってのみ起こると考えられていたが、現在では薬剤に対する耐性の遺伝子をもったプラスミドの伝達もその要因の一つであると考えられている。なお、作用機序が同一の薬剤による耐性は1種類の耐性とみなす。多剤耐性を起こした菌に対しては、従来使用されていた薬剤が治療効果を失うため、医学上問題となる。多剤耐性菌の蔓延の要因の一つとして抗生物質の不用意な使用が挙げられる。

おまけに、風邪をひいたら熱がでますよね。”菌は熱に弱い”
だから、私たちは自らの身体で治そうとしているのに、解熱剤を投与することにより、「ど〜ぞ、ウイルスさんもっと活動してください〜」って言っているようなものなんですよね。って

薬を飲むことによって痛みや苦しさに働きかけ、その部分の感覚をブロックしてくれるので私たちは楽になります。これを対処療法と言いますが、この裏で、全く完治していないことが往々にしてあるということを、認識しておかなくてはいけないのです。

そして、インフルエンザワクチン接種も疑問視されており、最近では任意になったものの、薬剤師の友人の説明によると、インフルエンザワクチンは効かない確率が非常に高いということです。

専門的に説明してくれましたが、私のキャパではまだまだ人に説明することが出来ず残念ですが、単純に言うと、
ウイルスは人から人に感染する際、小変異を繰り返しワクチンの製造開始から実際皆さんの手元に届く際には型が合わなくなっているようです。

また、インフルエンザの感染を防ぐのは鼻水の中の抗体であって、ワクチンによって作られる血中抗体はインフルエンザの感染を防げないのだそうです。

ウイルスについて勉強不足なのでうまく説明できませんが、ざっとしたメモとしてまとめてみました。

ある程度、本を読んだり、人づたえに聞いて知っていたものの、薬剤師と看護婦の立場からこういう話をマジでされると、ちょっとショックだったな〜

一体何を信じていればいいのかわからなくなりました。

何故、そのことをもっと教えてくれないんだろうか?って相手を責めましたが、翌日私はこのことを、別の人の言った時、その理由がわかりました。

そうなんです。前日の話をかいつまんで話たら、
「え〜そんなん、うそやん。だったら、薬は飲んだら効くし、なんで、お医者さんが処方してくれるのよ〜。信じられへん〜」て驚きの声です。
別に、私を責めている訳では、ないのですが、信じられへん!の気持ちが勝ったようで、私の言ってる事は、まるで異端児の発言 です。

多分友人たちも、知識があるがゆえに、又、社会的地位があるがゆえに声を高らかに言えない部分があると身をもって体験した次第です。

もし、このブログを読んでくださる方がいるならば、一つの情報として捕らえていただき、沢山の情報が自分の中に入ってきた際、この事だったんだな〜と腑に落ちていただければ幸です。
情報には沢山のノイズが含まれています。
しかし、私たちは生きていく上で、取捨選択をしていかなければいけないことがたくさんあることでしょう。その際に知っていて、選ぶ事と、知らないで選ぶ事は同じ行為でも違うと思います。

そして、何よりも、健康でいることが薬を使うリスクが減らせる。すなわち、悩む必要がない訳ですから、日頃の健康管理は大切ですね。

私にも家族がいます。しかし、この理屈を理解してもらうには、私が体験し、時間がかかったように、家族に対しても、時間がかかることでしょう。なにせ、相手は変えられない生き物ですから…

今日も子供達は元気に友達と外食ですから…そして、青春を謳歌しています。

私は、逆に、おばあちゃん、おじいちゃん、お母さん、お父さんが言っていたことがシミジミ解る年代に入ってきたようです。

時代はめぐり巡っているのかもしれません。それでも、食生活を通して気付くきっかけになればと思っています。

そして、貴重な情報を教えてくれた友人にとても感謝しています。
ありがとう。
もし、私が否定的な発言や、聞く耳を持っていなかったら、この情報は入っていなかったことでしょう。

この記事を書いた人

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michann

読書が好きで、本が速く読める(フォトリーダ)技術を持っていながらも、年齢と共に活字を読むことに煩わしさを感じ、現在は耳読に夢中です。



仕事は、花つくりを中心とした農業をしています。
お花に関する知識

・造園施工管理技士2級
・小原流 家元教授
・グリーンアドバイザー
・ハンキングバスケット・マスター

・食品衛生管理者

を持っています。



独身時代は、海外添乗の経験があり総合旅程管理主任者を取得し、今は趣味として旅を続けながら人生を謳歌中です。
また、

最近始めたゴルフは、100のスコアーを切るべく苦戦しながら楽しんでいます。



また、自分の強みであるコミュニケーション能力と社交性、個別化を生かし数年前より 社)コーチングプラットフォーム認定コーチとなり、コーチングで”自分らしくしなやかに生きる”を実践中です!



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