今日は、味噌加工をするのが3日目、最終日となりました。

おいおい、いつになったら出来上がるの?そして、食べられるの?って思いましたか?

実は私が初めてこの味噌作りに参加した時。やった〜〜〜今日食べられる!ってワクワクしていたのです。

しかし、実はこのお味噌、まだまだ熟成されていないので、8月の土用の入りがあけないと食べられないんです。そう、おおよそ半年〜8ヶ月は、じ〜〜〜っと待つのです。ふぅ

今日は、綺麗に発酵した麹を使って、シンプルな味噌の作り方を紹介します。

先ず朝一番にするのが大豆を圧力釜で炊く作業です。

味噌作り1日目に洗った大豆が、水を含んで3倍以上の大きさになっています。

青豆や黒豆も、自分のところで取れた場合は一緒に味噌にしています。

味は、大豆よりもっと甘みがまし濃厚で美味しくなります。しかし、高価な大豆なので、本来自分の畑で作っている以外はなかなかできませんよね。これも手作り味噌ならではの光景です。

大きな円盤のような圧力釜で炊くこと40分、ようやく大豆が煮上がりました。

6キロの大豆は、十分に水を含み、とても一人では持ちきれない程の重さです。

長時間大きな釜で炊くので、当日はストーブが無くても熱気でムンムンしています。

こちらが煮上がった大豆を、人肌に冷ましています。

実は、熱いままで大豆を麹と混ぜると、高温のため麹菌が死んでしまうからです。よって、ここでも一手間かけます。

炊きたての大豆は、甘くて美味しいです。実は、ここで煮上がった大豆を少しタッパにとって持ち帰り、お家で大豆カレーを食べるのも私の楽しみです。

大豆には主に、下記のような効果があるようです。

  • ダイエット効果
  • 女性ホルモンの補給
  • 生活習慣病予防
  • 便秘解消

特に、効果絶大だと感じるのは、便秘解消です。
カレーのご飯の代わりに大豆を食べた翌日は、これでもか!!というくらいお腹がスッキリします。

そして、8回分の大豆(総計48㎏)を煮ている間に、麹と塩を混ぜ、冷めた大豆と混ぜてミンチ用の機械にかけてすり潰します。

保存用の樽に空気が入らないようにしっかりと味噌を押しながら詰めて行きます。

どうですか?

防腐剤も余計な加工食品も入っていません。本当にシンプルなのです。

初めて体験した時は、あまりのシンプルさにびっくりしました。

さてと、出来上がった味噌を見て納得です。
まだ、酵素によって旨味が出ていないので、薄いベージュ色の色をした味噌ですよね。

これがこれから寒い月日を経て、春、そして30度を超える夏を迎えた頃、ようやく黄金色の味噌に変化していくわけです。

今できた味噌を食べられるのは、概ね8月以降になります。

本当に味噌は生きているんだと感じる日が、やってくるのです。それまでは、我が家の納屋でしっかり熟成させておきますね。

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michann

読書が好きで、本が速く読める(フォトリーダ)技術を持っていながらも、年齢と共に活字を読むことに煩わしさを感じ、現在は耳読に夢中です。



仕事は、花つくりを中心とした農業をしています。
お花に関する知識

・造園施工管理技士2級
・小原流 家元教授
・グリーンアドバイザー
・ハンキングバスケット・マスター

・食品衛生管理者

を持っています。



独身時代は、海外添乗の経験があり総合旅程管理主任者を取得し、今は趣味として旅を続けながら人生を謳歌中です。
また、

最近始めたゴルフは、100のスコアーを切るべく苦戦しながら楽しんでいます。



また、自分の強みであるコミュニケーション能力と社交性、個別化を生かし数年前より 社)コーチングプラットフォーム認定コーチとなり、コーチングで”自分らしくしなやかに生きる”を実践中です!



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