スーパーの果物売り場では、必ずと言っていいほど見かけるりんごですが、こちらもきゅうりと同じく、本当は旬があってこれからがおいしい季節になります。
奈良県はりんごが産地ではないので、あまり美味しいりんごに巡り合ったことがないのですが、それもそのはずです。
いつでも、食べられるように、昨年取れたりんごを冷蔵収納して、少しずつ切り売りするかのように夏の間でもスーパーに並んでいたんですからね。
長期保存できるりんごですが、そうやって考えると、確かに、夏のりんごはみずみずしさとさくっとした歯ごたえがないように感じます。
なので、きゅうりと同じく旬の時にできるだけ食べるようにして、それ以外はあまり買わなくなりました。
そろそろ、スーパーにも色々な種類のりんごが出回ってきたようです。
冬に長野にスキーに行くと、必ず道の駅で傷の入ったりんごを安く買い求めてりんごジャムにするのですが、その味が忘れられなくって、思い切って今回はジャムにしてみました。
子供もあまり甘くなくほどよい食感がある手作りジャムなら、トーストに山盛りのジャムをのせてあっという間になくなります。
毎回作るのも大変ですが、今では圧力釜を使って手間いらずで楽しんでいます。
まずは、りんごの皮を向いて電気圧力釜に入れて、高圧で4分します。
電気圧力釜なので吹きこぼれの心配はありませんし、ほっておいても問題なく時間になれば勝手に出来上がっています。
初めて使用するときは、高圧で4分だったので、じゃ〜4分で出来上がると思っていたのですが、
スイッチを入れる→加熱→圧力4分→さます→蓋を開ける
で概ね20分ほどかかっているでしょうか。
実際に測ったことはないのですが、どっちにしてもほっておいたらできているという感じです。
その後、お好みで砂糖を加え、レモン汁やシナモンを加えるとオリジナルのジャムが出来上がります。
りんご4個ぶん程で両手いっぱい(200cc)ほどのジャムが出来上がります。
ジャムにしては、すごい量と思われるかもしれませんが、甘くないのであっという間になくなります。
どちらかというと、フルーツコンポートを食べているような感覚ですね。
なので、瓶を煮沸して長期保存などした試しがございません(笑)
『りんごは医者いらず』という言葉がありますが、りんごには食物繊維、クエン酸、リンゴ酸、ビタミンB、C、ミネラルなどが多く含まれ、便通改善や腸内環境改善を整え美肌・美白、動脈硬化予防の効果もあります。
また、熱を加えても成分の多くは保たれるようです。
これから、おいしい季節に入ってきますから、果物として摂取するだけでなくジャムとしても是非お楽しみくださいね。
今回使用した電気圧力鍋はこちらです。
忙しいお母さんでも簡単に使いこなせますよ!