シェアーってなに?
シェアーするって、どういうこと?
そしたら、どんな効果が生まれてくるのかな〜
と、言う事で私は自分なりの説明を考えました。
この時期になると田舎では、あちこちで田んぼや畑の農作業が始まってきています。
例えば、お米は保存の効く食品ですが、トマトやキュウリは夏になると、もーえーやろ〜〜と思うほど、実がなります。これは、作った人なら、うんうんと頷きたくなる光景ですが…
この時期に、2〜3株植えておくと、夏のある時期には集中して実がなり出すわけです。
そこで、嬉しがって食べていた野菜も、またか…みたいな感じになります。少しは保存できますが、やはり沢山の取れすぎると捨てるのも勿体無いので、ご近所さんに配る訳です。
これが、シェアーする(分かち合う、分け与える)ということだと思います。
リターン
そしたら、トマトやキュウリを渡したご近所さんが、ありがとう〜と感謝してくれて、今度何かあったらお返ししよう〜という気持ちになってくれます。これが、感謝です。
実際にお金を支払われたら、これで、取引は終わりですが、シェアーはここからが面白いですね。
もちろん、何も返ってこない事が大前提ですが、こちらだって、充分あるトマトやキュウリをお渡しするだけだから、気にも留めていません。
ただ、相手はちょっと覚えてくれている時があります。そして、時折、これ、食べて〜と、果物や菓子、などがやってきます。これが、シェアーのリターンです。
もちろん、食べ物でないときもあります。例えば、ちょっとした情報です。
おそそわけを持って行くと、時折、情報を頂けます。これは、わざわざくれる場合もあれば、ちょっとしたコミュニケーションの一貫として頂く時もあります。
もちろん、お金になる程の情報ではないのですが、これが地味〜に効いてくるわけです。
例えば、これだけネット情報が氾濫している中、私たちは何を選択していいのか、又何を信じていいのかわかりません。全ての事にアンテナを立てていれば、どれだけ時間があっても足りなくなります。そこで、このご近所さんの情報を参考にする訳です。
トマトやキュウリを分け与えてくれたご近所さんにとっては、好意的な関係を指し示している訳ですから、相手を落とし入れようという様な情報はありません。勿論、情報の取捨選択は必要ですが、キュウリやトマトを贈る時点で既に取捨選択をしています。
では、ご近所さんもトマトやキュウリを作っていたらどうでしょう?
野菜をお渡しする事はできませんが、野菜の作り方、防虫対策などに話が咲く訳です。
醍醐味
こうやってご近所づきあいをする事で、助けあっていく事ができます。
では、トマトやキュウリをおすそ分け出来ない遠い人はには、今まででしたら、繋がる事が出来ませんでした。
でも、今はどうでしょう?
こうやって、ネットという通信技術の進化によりたちまちアクセスする事が出来る様になりました。
自分の得た情報を共有する事によって、お互いがわかり合えたり、つながったりする。
面白い社会になってきましたね。
今日は友人からの情報で、
元世界銀行副総裁 西水美恵子氏の
”本気”を呼び醒ます、真のリーダーの教え
の講演会にに行って来ました。
彼女の戦略的講演内容は、一語一語が簡潔で深く、久しぶりに感じた、女性という性を超えた真のリーダーであると思いました。
生で聴いた声と講演内容が私の深い部分を、ブルブルと揺さぶる感じでした。
後日、又シェアーしていきたいと思っています。
さておき、今日はこの情報をくれた友人、早くに行って席を確保してくれた友人、講演内容をまとめて書きFacebookにアップしてくれた友人、何よりもこの感動を分かち合える友人に感謝です。
これが、シェアーの醍醐味だと思っています。