大人になると、歯を抜くことが怖くてついつい後回しになってしまいますよね。
実は、この話をしたらご近所さんも「いつかは、いつかは、、、。」と思ってずーーっと残している親知らずが2本もあるそうです。
歯医者さんからも、タイミングを見て抜きましょうねって言われているにもかかわらず、なかなか勇気が出ない花の40代のご近所さん、うちの娘をみてちょっと勇気を出して抜く覚悟を決めたとか、、、笑
そんな方いらっしゃいませんか?
矯正治療には、親知らずを早めに抜く方法もあるようです
我が家のお嬢さんは、17歳花の女子高校生です。
歯の噛み合わせが悪くて、今年から矯正歯科に通っているのですが、何やら親知らずが横から生えてきて奥歯を押している模様。
矯正をする場合、この親知らずを先に抜いてしまわないと、後から悪さをして歯がきちんと矯正できないとのこと。
この4本を抜くにあたり、夏休みを利用しての1泊2日の入院生活です。
昔は、親知らずが痛くなったら仕方がないので抜くというのが普通だと思っていましたが、後から生えてくる親知らずは、綺麗に整っている歯を圧迫して生えてくるようで、始末が悪いようです。
一本ずつ抜くと思っていたのですが、それだと、概ね半年ほどかかるのです。
(抜く→縫う→傷口が治るまで一ヶ月)×4回
なので、先生の説明を受けた後、口腔外科にて1泊2日の手術となりました。
一度に何本も抜くのに抵抗がある方もいらっしゃると思いますので、ここに記録しておきたいと思います。
口腔外科で初回診察
まずは、抜く歯がどうなっているか?レントゲン撮影と採血。 問題なければ、手術の日を決定します。
その時に、抜歯するにあたり、リスクを説明され、入院書類や同意書を入院日までに持ってくるよう依頼されました。
入院当日 の朝
自宅で朝食を済ませた後、口腔外科へ。
11時の予約で病院に娘を連れて向かったのです。
親としては、どんな手術でも無事終わるよう願うばかりです。
私も親知らずを抜いたことがあるのですが、抜く時は、麻酔をかけているとはいえ、「ググググーーーー」って、歯が引っ張られる感じが嫌だったのを覚えています。
しかも4本も!!!
親として、平静を装うも4本も抜くということにゾッとしていました。
入院準備といっても翌朝には結果が良ければ退院なので、持参したものは、パジャマと洗面用具ぐらいでしたでしょうか。
11時に診察を受けたのですが、ここでは簡単な問診ぐらいでした。
その後、病室で着替えて、トイレ、歯磨きを済ませ、12時から点滴開始です。
朝、6時ごろ朝食を取ったので、娘は「お腹すいたぁ〜〜!!」って訴えていました。笑
1時半より抜歯開始。手術は概ね1時間でした。
事前に説明があったのですが、麻酔の他に、患者さんがリラックスできるように、睡眠薬が点滴とともに入れられます。
術後、娘に聞くと歯に麻酔を6本打たれたのが一番痛かったとか、、、笑
緊張していたのでしょうか?始めの麻酔ではなかなか効かず、睡眠薬を追加をした途端、爆睡したようでして、その後は全く覚えておらず、眠たいながら、「そろそろ終わりますよ。」って足元をトントンと叩かれて目を冷ましたようです。
娘の親知らずは横に生えていたので、他の歯に傷をつけないよう砕きながらの抜歯となったようです。
まだ、眠気が覚めずぼーーっとしながら病室へ戻ると、点滴の中に化膿しないように抗生物質を注入されました。
麻酔が効いているため、口の中の感覚が全くなく、唾液と一緒に鉄の味がするようでした。
傷口からの出血のためでした。
そこで、売店でテッシュを一箱購入。
後、イソジンで口をすすぐため紙コップも購入です。
コンビニが院内に併設されていますので、本当に助かりました。
また、看護婦さんのアドバイスにより、今夜は痛みと腫れで物が食べられないから、ウイダーinゼリーのようなものを買っておくと良いとのアドバイスでした。
夕方4時ごろまで付き添った後、私は自宅へ。
彼女から「お腹すいたぁ〜」だとか、「ヒマ〜〜」とかメールがやってきました。まぁ〜、元気そうで何よりでした。
彼女からの手術後の3つのアドバイス
- 術後は歯茎が腫れて噛むことができないので、ウイダーinゼリーなどは必須アイテム
- 病院の夕食はおかゆでしたが、それ以外のものは噛むようなメニューで、全く食事が取れず。おかゆとスープしかたべれなかった様子。梅干しのようなものが欲しかったらしい。
- 病室は暇で仕方なかった。映画などの動画を持ってくるべし!
本当に高校生らしい。笑
翌朝、めでたく退院
朝はきちんとした朝食が出たのですが、こちらも口が腫れているので食べれず、パンを手で砕きながら口に入れたそうです。
8時から、もう一度抗生剤の点滴を1時間し、9時に診察。 腫れているものの、特に問題ないのでその後、病室に戻り退院の手続きをとり、10時には無事退院しました。(入院費用約35,000円)
退院後、学校へ
朝、7時ごろメールが娘からやってきました。
「痛みもなくなったので、今日は退院したらその足で学校にいくから、制服とカバンを持ってきて」とのメール。
はぁーーー??と驚きましたが、元気そうなメールにひとまず安心し、学校に行く荷物をまとめ、退院後はそのまま学校に直行でした。
しかし、冷静に自分の顔を見てあまりにも腫れているので、病院でマスクを購入。
それでも、行く気満開らしく、若いっていいなぁ〜と思った次第です。
退院お祝いメニュー
さて、学校から帰ってきたら、またまた、「お腹すいたぁ〜」の連発です。
学校では、プリンを1時間かけてたべていたようです。
ということで、子供のリクエストにお答えしたメニューは、カボチャのスープとカレーうどんです。
実は、カレーの具は野菜とチキンをフードプロセッサーでみじん切りにして、カレーを作り、うどんは湯がいた後、包丁でみじん切りにしてあります。
昔、作った離乳食を思い出しました。笑