皆さんは自分の写真を見てどう感じますか?
特に男性は、証明写真ぐらいしか自分用の写真を撮ったことがないのではないでしょうか?
実は私は、顔映りの良い写真なんて一枚もなくて、あ〜〜〜〜、と落ち込むことが多かったのですが、思い切ってプロフィール写真を撮ってから、自分はできないという枠が少しずつ外れてきたような感じです。
実は、できないという枠を外すのってめちゃくちゃ難しんですよね。
ここでは、できないという枠を徐々に外すことに成功しつつある男前4人の『すべらんプロフィール大作戦』についてです。
どうやって自己肯定感を上げ、できないという枠を外していくのか参考にしてください。
そしてその後どうなったか?楽しみです!
証明写真しかまともに撮ったことがない事実
若かりし頃は自分や恋人と映った写真をアルバムに入れたりした記憶ありませんか?
今の高校生達はプリクラなんていうのもやっていますよね。 しかし、年齢を重ねると、子供が生まれ、子供と写る写真より、子供だけの成長記録にになっていませんか?
今回『すべらんプロフィール大作戦』に参加していただいた男性4人に尋ねるとほとんどが免許書などの証明写真しか撮ったことがないどこにでもいる40〜50歳前後の男性でした。
以前私が撮ってもらったプロフィール写真があまりにもできが良かったので、「できれば撮ってもらいたいんだけど企画していただけませんか?」という、個人的なお願いからのスタートでこの企画が始まりました。
しかし、一人でとなるとやはり勇気がいるようで、イベント企画にして楽しみましょうか?ということになったのが始まりです。
自分はできないという枠を外す
当日の撮影は、皆さん少し緊張気味です。
駆けつけ一杯ではありませんが、景気付けにお酒を一口含んでの撮影となりました。
多分、慣れない雰囲気での初めての撮影は、戸惑うところも多かったかと思います。
今回撮影とポージングを指導していただいた糀谷園子さんは、緊張した男性人に優しく、そして、ポーズが決まると『すごっくいい!!』『素敵!!』とエールが飛びます。
単にポーズをするだけでなく、目線を右に左に誘導させながら、どんどんリラックスさせていくのです。
スタジオを貸し切って3時間に及ぶ撮影で、はじめは、カチカチでぎこちなかったポーズも、徐々に笑顔がこぼれてきます。
男性陣は自分の持ってきた洋服をとっ換え引っ換えしながら、スタイリストの園子さんのアドバイスのセンスが光ります。
例えば、紺のブレザーではイマイチ単調だった写真もハンカチを切ってチーフにしたり、スカーフやストールを巻くことでセンスアップします。
シャツを中に入れるか入れないかで全くイメージが変わりますし、腕時計をしたり、サングラスをクビにかけることでアクセントになります。
みるみる素敵になっていく男性陣を見る私まで、笑顔がこぼれます。
いつの間にか、スタジオは園子マジックにかかり、シャッター音と「素敵!!」という声、そして笑顔が溢れていました。
カメラを向けると緊張していた男性陣の眼差しもやがて柔和になり、体が緩んでいく感じです。
素敵な写真は、自分はできるということをインストール
男性陣4人を含め、私たちスタッフも素敵な時間を過ごしたことは言うまでもありません。
この写真に写っている男性陣の写真は修正したものでもありませんし、モデルでもないのです。
そしてこのことをきっかけに、老化していく自分を受け止めることが耐え難い事実という写真から、自分ってこんなにかっこいいんや!っていう事実に直面するのです・
ここがとても大事で、ここから一気にみんなの意識が変わっていきました。
そう!
自分はダメだ!から、ひよっとしてイケてる??!
いや、イケるんちゃうか!
そして、出来上がってきた写真を前に、現実と直面するのです。
みんなが、いいね!!って言ってくれる度に、自信がついてきます。
俺って凄い?!
もしかしたら、これからもっとすごくなれる?
いや!きっとできるに違いない!!
人はどんな小さな成功体験でも、たくさんできると自信がついてきます。
はじめは自信がなかったけど、これができたから、これもあれもできるんちゃうか?って変な自信がついてくるんですね。
今回はプロフィール作成のための写真撮影でしたが、彼らがそれぞれ自分の殻を一つずつ破ったことは間違えありません。
実際、ぞれぞれにブログで今回の撮影での心の心境を描いてくれていますし、今まで自分の写真をプロフィールに載せていなかったのに今回のことで思い切ってチャレンジされた方もいました。
また、自宅に帰って奥様に自分の写真を見せて『素敵ね(^ ^)』って言われたに違いありません。
潜在意識に成功体験を埋め込む
このようにちょっとしたことがきっかけで、「自分ってちょっとイケてる!?」という自己肯定感が上がることで、脳は無意識にそのことをインプットします。
するとどうでしょう、何か迷った時、「自分ってちょっとイケてる!?」という小さな自信とか成功体験がうまく作用して、「リスクをとっても大丈夫!」「自分ならイケる!」と無意識に判断していい方向に向かうのです。
成功体験を積み重ねるというのは、すごく大きな成功体験でなくていいのです。
このように、ちょっとしたうまくいったことを積み重ねていくことで、人はすごいパワーを持つことができるのです。
みなさんもちょっとしたこと始めてみませんか?
彼らが今後どうなっていくのかが、とても楽しみです!!
こちらが、撮影後の素敵な笑顔!
ポージンングも決まっていますね