昨年の秋から、少しずつ株を習い始めました。
これは、ちょっとしたことがきっかけで私のところに話が舞い込み、只今修行の身でございます。
全く興味がなかった私が勉強している訳は、先生がとても素晴らしいからです。
東京でしか講座が開かれていませんので、なかなかリアル受講はできませんが、先生の姿勢はまさに人生観を感じます。
トレードはチャートを見てするのですが、株価が動いている時はほとんど見ません。
先生の指導によると、日中は人生を楽しみ、夜、時間を決めて勉強するそうです。トレード歴30数年の卓越された掛け方を見ていると、素晴らしいとしか言いようがありません。
実際、見るのとやってる見るのは大違いで、私がやってみると、も〜ボロボロです。
これは、囲碁や将棋の世界と同じです。
最近は少しは進歩したようで、先生が日中の値動きのあるチャートは見ないという意味がわかってきました。
それは、お金に自分の心が揺れるからです。そして、こうしよう!と思っていた方針がずれていくのです。それも、あっけなく…
先生の指導では、局面に立ったとき、この先一週間の方向性や方針を立てなさいと言われます。
これは、間違ってもいいのです。その場、その場で変える事が出来ますから…
ただ、迷った時は方向性が見えていれば心が揺るがないと言われます。
特に、信じられないような株価の動きがあった日は、「自分を信じて前を見なさい。」と言われます。
それでも、これが間違っているのかもしれないという局面をに当たった時は、リスクを回避するためにヘッジを入れなさいと言われます。そして、いつでも起動修正できる体制を整えるのですと…
私は株を勉強しているというより、何か決断に迫られた時の自分がどうあるべきかを、常に教えられている気がします。
独立したり、個人事業主になるとこういった決断に迫られる事が、多々あります。
人に相談出来ない事も、頼れない事もあるでしょう。
しかしながら、軸さえぶれなければ、途中の起動修正は寄り道みたいなものです。
毎日、私たちは試されています。神のいたずらにて…
でも、それもまた楽しいと笑える。そんな、強さも、弱さも必要かなぁと思う今日この頃です。
これから、どんな風に変わっていくのでしょうか?
これからの一年間がとても楽しみです。