「あなたは、どんな人?」
と、問いかけられたら、何て答えますか?
私は??きっと、年齢や家族構成、職業を言って終わりかもしれません。
いや、自分を売り込むなんてこと考えた事もないですし、マッ、聞いていただければ答えましょうか、、、ってぐらいのスタンスなんでしょうね。
私も、当然そんな感じでした。でもね、私はどんな人か?を相手にちゃんと伝えないと、私が相手に役立つかどうかなんてわからないわけですよ。
だのに、人のお役に立ちたいと、心の奥底で思っていても、宝のもちぐされじゃ〜ないですか?
私が嫁いだ20年前のこと
会社に雇われない生き方で、頑張れたのは、この道しか私にはなかったからです。
京都の街のど真ん中に住む都会っ子の私が、田舎で農業をするなんて思いもよりませんでしたし、とにかく、結婚するやいなや子供を身ごもり、ここ好きとか、嫌いとか言っている暇なんてありませんでした。
こちらが、結婚した当時のことを書いたブログです。
やりたい事も、一旦お預けで、子育てと仕事に翻弄されいたのかもしれません。
ただ、私にとって唯一救いだったのは、一緒に働ける夫とそばにいる子供たちのために、ここまでやってきたというのは過言ではありません。
とにかく、この家庭をしっかり守る事が私の幸せに繋がると考えていましたから、今でいうキャリアを積むとか、やりたい事をやるなんてことは考えもしていなかったです。
第一、農業という家内労働の担い手となっていたわけですから、実家に里帰りしても早々に帰り仕事をしたり、繁忙期になれば幼い子供を実家に預けて働いたものです。
今から考えると、それが当たり前だと思っていましたし、戻る場所などないと思っていましたから。
あれから、22年おかげさまで、子供ももう直ぐ社会人になろうとしています。
ここまで大きく成長してくれた子供達を見ると、やれやれと思っています。
ほとんどの主婦にキャリアパスなどない
子育てが終わりつつある私に、何が残されているのでしょうか?
キャリア?そんなもんありません。せいぜい、この20年間、花を作ることに従事してきたことと、子育てに費やした日々でしょうか?
私は、お友達の華々しいキャリアを聞くたびに、羨ましいなぁ〜と思いますが、今ここで私の家族たちと過ごした時間は、何ものにも変えられない大切な資産なのです。
ですから、あえて言います。
華々しい生き方をしておられるよう人は、ほんのわずかで、ほとんどが、仕事と育児に翻弄されてひたすら頑張ってきたお母さんがほとんどではないでしょうか?
キャリアも無く、大したことのない人生ですし、劇的なこともまったくありませんでした。
で、それのどこが悪いの?
いえ!決して悪くありません。素晴らしです。
ただ付け加えるのであれば、子供が成長し、いずれ自分から離れていくでしょう。
私たちの寿命は100年時代とも言われています。
こちらが参考書籍です。
あなたは残された人生に、何を残しますか?
直ぐに答えを出すことは、不可能かもしれません。しかし、是非心に留めていただきたいのです。
人生を豊かに生きる一つは、人のお役に立つことです。
孫でも子供でも両親でも、夫でも構いません。
『どう役立つか?』を明確にしなければ、『どう役立つか?』を伝えることが出来ないのです。
是非、言葉にして欲しいと思います。
まとめ
『どう役立つか?』を明確にしなければ、『どう役立つか?』を伝えることが出来ない。
『どう役立つか?』を伝えなければ、『どう役立つか?』を売ることが出来ない。
『どう役立つか?』を売らなければ、『どう役立つか?』で報酬を得ることが出来ない。
のです。是非、自分と向き合ってください。明日への扉を開きましょう?
漏れなくダブリなく考えることができるツール、ビジネスモデルキャンバスをどんどん活用していきたいと思っています。