今年は、自分の今まで学んだ事をどんどんアウトプットしていき、稼ぐ力を身に付けたいと思う今日この頃。
さて、ではどう稼ぐか?ですよね。
先日ビジネスモデルキャンバスの使い方を、渡邊 康弘さんに教わったのですが、コストを考えた時、かかった経費がコストではなく、今までに蓄積された、投資の時間やそれに費やした費用もちゃんと計算しなければならないと教えていただきました。
これは、稼ぐ前に考え方として頭に入れておくべき重要なことなのです。
農業という自営業は家内労働が前提であること
私は花作りという農業を営んでいますから、家内労働は当たり前の世界です。
何故なら、そこにはたくさんの役目があり、一人ではなかなかできないので、家族総出で働いて、ようやく収益が出るという厳しい状況です。
稼いでいても、設備投資や経費に追われ果たして稼いでいるかどうかが全く明確ではないのが、自営業の辛いところですし、主婦業も兼務しているとなればなおさらです。
実際、主婦業は稼いでいませんが、家の中で家族全体がうまく回るように、子供の面倒を見たり、掃除をしたり、食事を作ったりしているわけですよね。
でも、その労働の対価として家族からお給料をもらっているでしょうか?
そう、答えは、NOですよね。
自営業も同じで、稼ぐのですが、その利益で次の事業投資をしたりするので、「働けど、働けど我が暮らし楽にならず、、、」と感じる時もしばしば。
自分の才能を保持する投資はコストであるという考え方
コストを考えた時、かかった経費がコストではなく、今までに蓄積された、投資の時間やそれに費やした費用もちゃんと計算しなければならないという考え方は、ビジネスモデルキャンパスを描くと理解できるのです。
ビジネスモデルキャンパスの書き方はこちらから
当たり前の事ですが、価格を決める際、私たちはついつい目先の費用にとらわれがちになります。
しかし、実際はそれを生み出すまでにたくさんの投資を行っているです。
例えば、本を読む事、講座で勉強すること、に始まり、自分の健康を維持するために続けている習い事や食事、次の世代の後継者を育てるために支払う子供の養育費というのは、一件、生活費なので、経費には挙げにくいと思われがちですが、自分の才能を保持するためのコストとして忘れてはならないのです。
あなたは自分の経費を軽視していませんか?
もちろん、価格設定の際にそれが全て取り入れられる訳ではありませんが、経営者や主婦が陥りがちな罠は、その経費を軽視してしまうことです。
で、自分の存在価値を低く見てしまい、自分の才能を伸ばすことができないのではないでしょうか?
例えば、主婦が「私さえ我慢すれば、、、」とか、「子供のために、、、」とか、そんな感情を少なからずとも持ったことは二度三度ではないはずです。
視点を変えてみれば、我慢して誰かの役にたっても、感謝はされるが、自分の才能は伸ばすことができないのです。気がついたら、自分はくたくた状態・イライラ状態です。
『自分の才能を十分に伸ばすという経費は必要である。』ということを、忘れてはいけないのです。
そして、受け取った経費を、子供や家庭に還元するというスタンスで投資を行えば、自分も受け取った家族も豊かになれるからです。
まとめ
「私さえ我慢すれば、、、」とか、「子供のために、、、」とか、そんな感情で自分を押し殺していませんか?
経営者や主婦が陥りがちな罠は、自分の才能を保持するためのコストを軽視してしまうことです。
自分がまず受け取り、それを惜しみなく享受することが大切です。
漏れなくダブリなく考えることができるツール、ビジネスモデルキャンバスをどんどん活用していきたいと思っています。