皆さんは『断捨離』という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
これはやましたひでこさんが書かれた著書『断捨離』という、おかたづけの本です。
しかしながら、片づけをなめてはいけません。
片づけるとは、モノを整理して、「いるモノ」と「いらないモノ」を分けるだけではなく、思考を明確にできる一つのツールとも言えるからです。
そして、片づいたモノや部屋の中で暮らすと、心が潤い生活レベルが上がってきます。
では、実際にはどうなのか‥
先日行った突撃お宅訪問での、冷蔵庫編を皆さまお届けいたします〜
突撃お宅訪問
お鍋を食べた後、冷蔵庫をおもむろに開けたKさん。
さすがに動物的勘とでもいいましょうか(⌒-⌒; )
「この調味料ちょっと古いんじゃないの」から始まり、
「あれーーー、確か、断捨離したって言ってた『はず』なのに!!!!」
出てくる、出てくるお宝のような賞味期限切れの調味料。
「ぎゃ〜〜!」
本人は全く意識がないのです。
断捨離!と思ってしたはずのお掃除ですが、無意識にまっこのくらい入るか!と思ってしまい、日付けまで見ていませんでした。
知らないおじさんとおせっかいなおばさん
やましたひでこさん流にこれを例えると、冷蔵庫には賞味期限の調味料は、人で例えると知らないおじさんとおせっかいなおばさんだそうです。
そして、おばさんとおじさんがたくさん乗っているから、満員電車の原因となるわけです。
知らないおじさんとは、ずっと昔に購入したものですが知らない間に忘れさられ、全く会話をしないから、知らないおじさんになってしまった人のことです。
おせっかいなおばさんとは、いざ捨てようとすると、「これまだ使えるで〜」とか、「もったいないやん!」とちゃちゃを入れてくる人です。
もちろん、このちゃちゃを入れる人は、本当は自分の心の中なんですが、このような比喩を用いることで、自分を可視化できるようになりますね。
エア断捨離
このように自分は既にできている!と思っていても、事実は違うことが多々あります。
そう!やった気になっているのです。
Kさんはおもむろに「これって『エア断捨離』ですよねー。」って笑っていましたが、確かに私の家にはたくさんの品物が溢れかえっているのです。
このように、的確に捨てることにより、いる!いらない!の思考がドンドンクリアーになっていき、自分の軸が形成されていきます。
そう、ものはしゃべらないから厄介なのです。
だからこそ、本当にこれいるの?‼︎と何回でも繰り返し自分に聞いてみましょう。
自分が自分に問うことで、あなたの思考はもっとクリアになっていくことでしょう。
心が潤う
先ほどものはしゃべらないと申しましたが、本当はざわざわしゃべっているのです。
よく散らかってると落ち着かないわという人もいれば、きれいすぎるとなんだかソワソワするという人がいますよね。
実は、ものはしゃべっているのかもしれません。
潜在能力にドンドンもの雑念が入って、落ち着かなくしているのでしょう。
逆に、少し散らかっていた方がいい!と言われる方は、きっとその生活に慣れてしまって、本来の静けさを忘れてしまっているのかもしれません。
しかしながら、モノが少なくなると、選択支が減るので悩みが少なくなりますし、気持ちにゆとりが出てくるのかもしれません。
やったつもりの断捨離から、心が潤う断捨離に変化していこうと、私の冷蔵庫を見つめながら思った次第です。
エア断捨離を断捨離しましょう〜♬
そう、おせっかいな大阪のおばちゃんも、見知らぬ中年おじさんもざっくり斬ってしまいましょうね(^o^)/
そして、冷蔵庫には、人気者のイケメンだけにしましょう〜。笑