「24時間、戦えますか」というフレーズが大流行した、栄養ドリンク「リゲイン」のCMをふと思い出しました。
折しも1988年からのバブル時代、キャラクターである時任三郎の扮するビジネスマン牛若丸三郎太がアタッシュケースに栄養ドリンクを詰め込んで、世界を駆け巡るというコマーシャルです。
このフレーズを聞いて「懐かし〜」と思うのも歳のいった証拠でしょうか?笑
28年という年月を得て、この本を読み終えたとき、移りゆく時代を感じずにはおえませんでした。
出会いは2年前のこと
忘れもしない2年前のこと、私はものくろさんと出会い勧められるがままブログをスタートアップしたのでした。
私は全くのIT音痴で、出来の悪い生徒をほっとけないと思ったのか、WordPressでブログをスタートアップしたものの、グループレッスンに参加することを勧めてくれました。
そこで、知り合ったのが、「気持ちが楽になる働き方」滝川 徹 さんことスタオバさんとなみのり工房さんだったのです。
そのときの記事は、ここにみなさんが紹介してくれています。
ブログ勉強会は、月一回のペースでスタートしました。
今から考えても、初心者の私にとってブログを書くというモチベーションは、このグループレッスンがなかったらきっと挫折していたに違いありません。
特にヨチヨチ歩き始めた私にとってお二人のブログは凄い!というしかありませんでした。
いうことはいつも一緒
特にスタオバさんのタスク管理のブログは、
「それではいってみよう〜?」
というフレーズから始められ、毎回毎回よ〜あんだけレコードが壊れたかのように同じこと言えるね〜って笑うほど、言いたいことは一つに絞られていたのでした。
そこで、
「なんか凄いよね〜毎回同じことを切り口を変えて言えるなんて、、、、。」
って言うと、
「僕はこれをやるって決めたから。これで人生を変えようと思っているんです。」
はぁ、、やけにキッパリ言い切りました。
また、休みの日は家族と過ごす時間と決めているらしく、
「ま〜珍しい人種やね〜。最近の若い人ってこんな感じなんかなぁ〜」
ってスタオバさんに質問すると、
「いえ、会社でも飲みに行ったり日曜はゴルフに行ったりする人もいますけどねー。僕は、老後、嫁さんに嫌われたくないから、今ちゃんと育児も手伝っておかないとね。」
と、のこと。
「どんな一直線の男やねん。しかも、年寄りくさい。」笑
という印象を受けたのです。
自分のありのままのことを書くことで24時間自分と向き合う
始めの頃のレッスンは、どちらかというと技術的なことが多かったようです。
しかし、毎月一回皆んなで顔を合わせて、進捗状況を確認したり、いろんな出来事を話しているうちに、結局自分の心と向き合うようになってきたのです。
思っていないことは、書くことはできません。
1度や2度は、うわっつらで書くこともできるでしょうが、続けることで、結局自分に向き合わないと書けなくなってくるのです。
そして、向き合えば向き合う程、様々な出来事が押し寄せてくるのです。
良いことも、悪いことも姿を変えて、私たちに出来事として押し寄せてきます。
私たちが出会った事も、そして、今こうやって書籍になった事も、問題の波が押し寄せては引くそのくり返しの中で、彼はサーフィンのように向き合って波に乗ったのです。
24時間自分と戦う
サラリーマンだから、夢は叶わないと諦めていませんか?
企業に雇われない生き方って、会社をやめて独立するという考え方だけでしょうか?
私が考える、雇われない生き方って会社に勤めていようが、今を自分らしく生きることだと思います。
サラリーマンが嫌で、独立したって、お金のために顧客に雇われるという生き方も往々にしてあるからです。
何より大事なのは、何を軸にして自分らしく生きるかなのです。
バブル時代に「24時間、戦えますか」というフレーズが大流行しましたが、結局は自分と24時間向き合わないと、得られない事が沢山あるように思います。
単に時間管理術や残業ゼロを真似しても、何も変わらないのは、何のためにするか?ということです。
バブル絶頂期には、将来こんな時代が来るとは夢にも思わなかった人もいるでしょう。
しかし、当時でも、スタオバさんのように自分にちゃんと向き合って、自分の立ち位置を決めた人が今成功していらっしゃるのです。
自由に生きるって好き勝手に生きるとは全く違いますし、頑張らない生き方って手を抜いて人生をやり過ごすことでもないのです。
そして、この本を読んで、そんな部分も感じ取っていただけたら幸いです。
最後になりましたが、私がブログをここまで続けてこれたのも、先生であるものくろさんと愉快な仲間がいたからだと思っています。
ありがとう。そして、出版おめでとう。(^o^)/