今日は、教職員女性部の寄せ植え教室でした。
毎年恒例行事となっている年末のお正月用寄せ植えです。
いつも、リピートの先生方が多かったので、一年間の抱負とか振り返りを交ぜてお話しをさせていただいていたのですが、今年の参加された先生は、初めてで、お若い方が多かったように感じられました。
そこで、初めて参加されている方にもわかりやすいように、寄せ植えの基本的なことをお伝えしました。
言いたいことは数字で一つに絞る
私どもの会社でする寄せ植え教室は、ハウス内を使うので、どうしても立ったままの作業が多くなります。
そうすると、話が長いとどうしても気が散ってしまうのです。
そこで、初めにどうしても言いたいことを2つに絞りました。
一つは、寄せ植え後の管理です。
寄せ植えを完成するまでは、要所、要所で、注意点を織り交ぜていきますが、これを持って帰られた後の管理方法について一番大事な水やりについて述べさせていただきました。
実は、冬場の水やりはそんなに必要がないのです。
特に、寄せ植えが出来上がると、とっても素敵になりますから愛着が湧いてきますね。
そうすると、ついつい手をかけて水を頻繁にやってしまう癖が出てしまうのです。
二つめは、お花が病気になって枯れたら、買ってきて植えるということです。
え〜〜〜!?もったいない?と思われますが、せっかく綺麗に玄関先で着飾って咲いているお花です。
特に、これから年末年始を迎え来客も多くなる季節です。
来られる方を迎えるためにも、絶えず綺麗にしておく方が、他の花も輝くのです。
このように、初めに重要な2つのことをお伝えすることで、ご自宅に帰られてからの管理方法が明確になりますし、2つという数字で表記することで、記憶に粘ってきます。
数字を使う
数字を使って人に説明するということは、多いとか少ないという抽象的な表現から、数字を使ったことで、相手によりわかりやすく理解してもらうためです。
もちろん、農業のように天候や季節で左右されるので、あいまいさも重要ですが、そのあいまいな部分をお話しした上で、数字で説明するとより理解が深まるようです。
お土産を用意する
せっかくみなさんの貴重な時間を使って、ここに来られていますから、「あ〜、参加して良かったなぁ〜〜。」と思ってもらえることが大切です。
いつもは恒例の寄せ植え以外のお話しをさせていただくことが多かったのですが、今年は、初めて参加される方も多かったので、基本的な寄せ植えの仕方や、色の取り合わせについてお話しをさせていただきました。
もちろん、重要なことは初めに述べさせていただきましたから、こちらは、きて良かったなぁ〜と思って貰えたらそれで良いわけです。
ここでも、「今日はせっかく来られてた皆さんに、お土産です」と言って、ちょっとした寄せ植えのエッセンスをお伝えさせていただきました。
まとめ
- 言いたいことは一つに絞る。
- 伝える時は、出来るだけ多いとか少ないなどの抽象的な言葉は使わずに、簡単な数字で表す。
- 私でしかお伝えできないような、経験を踏まえながら、皆さんにお土産話しを持って帰ってもらう。
ブログを書き続けてきたおかげで、話しながらも思考が整理されてきたように思います。
と、思っているのは、私の思い込み?かもしれませんけどね(笑)
こちらは、私のプレゼンをする上で忘れられない一コマになりました。