急に寒くなってくると、体調管理が非常に難しくなってきますよね。
まぁ〜大人なら、「しっかり体調管理しろ!」と、仕事では言いたくなりますが、「実は子供が、、、、」と言われると、ハァ〜〜⤵︎と、トーンダウンする季節がやってきました。
そうなんです。仕事が忙しくなってくると猫の手も借りたいぐらいの心境です。そんな時に限って、朝から電話がかかってきます。
「すみません。子供が熱を出して、、、今から、お医者さんに連れて行きますので、今日は仕事を休ませていただきたいのですが、、、。」とのこと。
その瞬間、あ〜〜〜、◯◯さん消えた、、、。と私の心の中で、メンバーリストから削除され、がっくりするのですが、これも致し方ありません。
こんな時に、一番考えないといけなくなるのが、仕事の段取りです。
電話があるまでは、Aさんにはこれを、Bさんにはこれをとあれこれ考えていたのですが、とにかく、今日絶対しなければならないことからの優先順位づけです。
「有効性」と「効率性」
このように、人数が緊急時に減ってしまった場合、効率的に物事を進めていかなくてはいけません。
しかし、効率的に進めることで、本当にうまくまわっていくのでしょうか?
「有効性」とは自分の目標に近付くように何かをする事
「効率性」とは、自分に与えられた課題(それが重要であろうとなかろうと)可能な限り無駄のない方法でやり遂げること。
とすると、必死で効率的にこなしたとしても、意図がずれていたら意味のないことになりかねません。
どうでもいいことをうまくやっても、それが重要になるわけない
私たちはついつい効率的に物事を進めてしまいます。
特に仕事においては、効率的に進めることで、作業が単純化され、流れ作業で進めることができるので、時間短縮にも繋がります。
ですから、リーダーシップを発揮しようと、このことにやっきになって、本当に重要なことがおろそかになることが多々あるのです。
何をやるかは、どうやってやるかより、はるかに重要である。
特に、急な事情でスタッフが休んだ場合、そこの人員を埋めるために、作業工程を簡略化したり、別の部署から応援を頼んだりするこもあるでしょう。
しかし、そんな時こそ、本当に必要なことなのか?を考えてみてください。
忙しくなればなるほど、「ねばならない」「こうだ!」という前提条件が、思考の邪魔をして、ラットレースになりかねないからです。
今日は、水遣り作業が予定ではあったのですが、ぐずついたお天気のため、一日作業を延期しました。
これによって、人員が1〜2名削減され、出荷作業に人員を加えることができました。
また、昨年やっていた工程を一つ省くことで、人員が1名ほど浮いてきました。
昨年は、「◯◯でなければいけない!」と思っていたことが、一つの問題点だったと気づくことができました。
もちろん、単に省くだけでは、商品価値や品質が低下することがありますが、例えば、消費者がそこまで望んでいないものがあるとするならば、コストを下げるために必要な取り組みと言えるのではないでしょうか。
これも経験から学んだことです。すぐにできる!ということもないのですが、忙しくなればなるほど、このことに気がつかず、家中の人となるのです。
忙しい時こそ、一息ついて、これでいいのか?前提条件を疑ってみましょう。