皆さんは、プロフィールというものを書いたことがありますでしょうか?
そうそう、本でいうと裏表紙に書いてある著者の経歴ですね。
著者や講師でもない限り、プロフィールを書くなんてことは、概ねないかと思います。
まぁ〜〜、過去に書いたとしたら履歴書ぐらいでしょうか?
かくゆう私も、ブログを書くまでは全く気にも止めなかったのですが、昨日「1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術」の著者である渡邊康弘さんが、「私は15年かけて自分のプロフィールを作ってきました。今後も更に進化していくでしょう。」とお話しされていたことがとても印象に残りました。
自分の人生のプロフィール
プロフィールと言えば、単に出身地や大学、キャリア、家族構成、趣味などを書くことだと思っていました。
しかし、渡邊さんによれば、プロフィールを見ただけで、この人は売れる売れないがわかる重要な部分であると力説されていました。
確かに、相手を一瞬で全てを知ることは不可能ですが、プロフィールがあれば簡単に、説明しなくても理解していただけますよね。
では、素晴らしい経歴をお持ちの方のプロフィールを見た時、凄い!と思うことはあっても、自分が求めている人材と違えば、なんとなくスルーしていませんか?
そうなんです。「魚のいないところで、釣り糸を垂らすな!」と同じように、自分が出会いたい人と繋がることができないのです。
これは、商売であっても同じことで、素晴らしい商品でも、必要でなければ顧客は全く目もくれません
学歴だけがプロフィールではない
私たちは年齢と共に、経験を積んでいるにもかかわらず、それを当たり前だと思い込んでいますから、自分の強みに全く気がついていません。
なので、経歴は大学を卒業した時点で終わったと思っていらっしゃるかたも多いようですが、この生きた経験こそが、プロフィール作りには必要なのです。
後何年生きれますか?
人生は80年と考えると、あなたは今どこのポジションにいますか?
1/3でしょうか?それとも、半分でしょうか?
残りの人生を、20代そこそこで培った経歴にすがって生きていくなんてバカバカしいと思いませんか?
学生時代、入試を乗り越え華々しい経歴があったとしても、今の自分は決してそれ以下ではないはずです。
この経験を活かしてさらなる挑戦をし続けているはずです。
だから、今があるのです。
キャリアだけが人生ではない
では、これから80歳まで生き続けたとしましょう。概ね、65歳にはリタイヤされているとしても、残りの人生どう生きますか?
高学歴もキャリアもその時役に立つでしょうか?
自分の人生を文字にすることがプロフィールだとすれば、これからどんどん書き換えられていくのです。
そして、考え方を変えれば、こんなプロフィールにしたいと思えばその一行を書き込むためのキャリアを積めばいいのです。
プロフィールとは、過去の自分だけでなく未来の自分も書き入れることができるのです。
まとめ
自分の生きてきた軌跡をプロフィールにしてみませんか?
高学歴でなくても、素晴らしいキャリアでなくてもあなたを必要としている人に届けるプロフィールを作ることができます。そして、ここから未来は、自分で書き入れることができます。
人生の台本を作るかのように、こんなプロフィールにしたいと思えば、その一行を書き込むためのキャリアを積めばいいのです。
私に生きたプロフィール作りを教えていただいた渡邊康弘さんの公式サイトと著書をご紹介させていただきます。