我が家のガネーシャはいつもぐうたらで、押し入れで寝てばかります。
今日は、お天気が良かったので、お布団を干そうと思ったら、なんと!急にガネーシャが押し入れから転がり落ちてきました。
『イタ、タ、タ、タタ〜、な、何しょんねん!
ほんま、デリカシーのない奴やの〜。トイレかて、人が入っているかどうか、ノックするやろ!』って、ガネーシャの顔が、真っ赤になって怒っています。
『そんなこと言ったって、、、。ゴメン、ゴメン。
そやけど、いつまで寝てるの?もう〜〜お昼は過ぎているやん。
私なんか、朝早くに起きて、ちゃんと働いているし!ほんま、グーたらガネーシャなんやから!』って、コッチもイラッときて、不機嫌になってしまいました。
すると、ガネーシャが笑いながら、左うちわでこうつぶやいたのです。
あなたはどのクワットランドに属していますか?
社会には、4つのタイプの人間がおるんや。
- 従業員=一生懸命働く堅実なサラリーマン
- 自営業者=自ら商売を起こして、利益を得る
- ビジネスオーナー=人を雇って、商売を彼らに任せる。人に働いてもらう。
- 投資家=資産を運用してその含み益で、さらに利益を得る。お金に働いてもらう。
わしな〜、いろいろ考えたんやけど、寝たり食べたりするの好っきゃろ〜。
そやから、ずっとそうしたいなぁと思って、、、。で、そうしているわけや!』
『ハァ〜〜?
まぁ、ガネーシャは自称神さまやから、どんなことしてても生きていけるけど、私は働かないと明日からのおまんま食い上げや!
とにかく、さっさと退いてくれへん?掃除したいから!』
と、イライラした口調で話をすると、
ガネーシャが、
『だから、貧乏人は貧乏なんやんか!
労働って、ただ身体を使ってあくせく働くことではないんやで、寝ても覚めても、どうやったら儲かるか?を頭という身体で考えているわけや。
そして、やってみる。試してみる。ことの繰り返しっていうわけや。
働くって勘違いしたらあかん。
ゆーたやん、4つのタイプがあるって!
どこに属するかはまた別の話やけど、わしのように、ほんまに寝て暮らしたいと思うならコッチの世界に来る努力も必要なわけや。』
金持ち父さん貧乏父さん
とにかくこれ、読んでみ〜〜。
参考書でんがな。と渡された本、
なるほど、、、。お金に働かせるってことか、、、。
私は、布団を干すことも忘れ、本を読みふけっていました。
ガネーシャは、『ほんならも〜寝るで!』と言いながら、押し入れをぴしゃりと閉めた。
おいおい、まだこいつ寝る気か!もうすぐ、お昼ですが、、、という気持がよぎったが、その気持をかき消すかのごとく、私の中で、働くということの意味をもう一度考え直すいいきっかけになっていった。
ガネーシャのキャッシュフロー・クワッドランド
そういえば、ガネーシャこの間まで、小商い始めるってガネーシャ像作っとったなぁ〜。
ガネーシャは、これをレンタルすることで、自動的に課金されているシステムを作り上げたってことか、、、、。
そういえば、先日ニューヨークに住んでいるの友達から、ガネーシャが美術館にいたよって、メッセージがはいとったなぁ〜。
ガネーシャはお金に働かすのではなく、ガネーシャ像に働かせているんか、、、、。
確かに、そうすればずっと寝て暮らせるわ。
お金と人間の関係は、主人になるか奴隷になるかのいずれしかない。
そんなことがふと、心に中をよぎった。