さて、本日は20冊にも及ぶ本をどう扱って読むか?をお話ししてみたいと思います。
ただ、なんとなく読むのでは、主導権が本のあるのか?自分にあるのか?が、全く分からなくなってしまいますからね(-_^)
グルーピング
さて、手に取った本をそれぞれのパターンでグループ分けをしてみます。
グループ分けは、どんな風に分けても大丈夫です。
要するに、カテゴリーというのは、自分で勝手に決めるので、食べ物で例えると、好きな物で分けるのか、健康という視点で分けるのか、主食、果物、おやつという区分で分けるのかは人それぞれ異なります。
そして、そのカテゴリーごとで本を山にしていきます。
著者を理解
早速本を読み進めるのですが、先ず始めにこの本はどんな人が書いていてどんな情報が得られそうなのかを、書籍の最後に書いてある、著者というところから読み取るのです。
例えば、松下幸之助氏の本であれば、経営に関して、そしてその方の生きてきた人生観みたいな事柄が書かれてあるであろうと察しがつきますし、全く知らない著者であっても、後ろの著者欄でなんとなく、この本がどのような本なのかを、察することができます。
一冊ごとに目的を言語化する
タイトルや帯に書いてある言葉は、著者もしくは出版社が、この本を手に取ってもらうために書いた文章です。
これに惑わされる必要はありません。
例えば、「金持ち父さん、貧乏父さん」ロバート・キヨサキ氏著では、帯に「お金観」とか「どうやったらお金持ちのなれる?」という帯のタイトルに、気持ちが引っ張られるのです。
しかし、このテーマとは全く違う、父親が子供との関わり方について悩んでいたとしても、この解か得られるのです。
ですから、このタイトルに惑わされないように、付箋でこの本から得たい質問を短文で書き記しておきましょう。
読んでいる最中に目的から脱線しないよう気をつける
さて、目的を付箋の記したら、読みながらこの付箋を目につくところに置き、意識しながらフォトリーデイングです。
パラパラめくりながら、「あ、、!」と思ったところに付箋を入れておきます。
ただし、そんなに深読みせずに全体を俯瞰するのです。
その際、目次は全体を俯瞰するには、効率的が良いでしょう。
建物で例えれば、本のタイトルがビルの名前です。
そして、目次はビルが何階まであって、どんなお店が入っているのかを示す、案内板みたいな物です。
宝を見つけるために、ぜひこの地図を見てみましょう。
ただし、この地図は著者に取っての宝の地図です。あなたにとっての地図ではありませんから、この地図を見るときは自分の目的に沿った解があるところが、宝の隠し場所です。
ですから、それが、始めに書かれてあるときもあるということをお忘れなく。
本は、著者との対話である
どんな名著であっても、今、あなたの気持ちがそこになければ、無用の長物です。
反対に、ふと手に取った書籍から、答えが見出せることもあるのです。
人から勧められた本を読むというより、是非、自分のスタイルにあった本探しをしてみましょう。
著者はきっとあなたの質問に答えてくれるはずです。
なぜなら、答えは、既にあなたの心にあるからです。
さぁ〜!一歩、踏み出してみましょう?