著者の佐々木裕子さんは、企業の「変革」デザイナーとして活動を開始され、CangeWAVEを創立、変革実現のサポートと変革リーダー育成に携われています。
彼女の著書の中で「白いヘルメットをはずす」という言葉が非常に心に残りました。
彼女は小学生の時、田舎町に住んでおり、白いヘルメットを被って通学しなければいけないという校則があったのです。そして、彼女は、中学校に入っても、それが当たり前だと思っていたわけです。
この話は、私が書いたポールウインナーは当たり前に売っているというものと同じ感覚なのです。
大きくなってから、そんな幼少期の笑い話のようなことを思い出すと、いかに自分が「世界を知らないこと・視野が狭いこと」の怖さを実感されるそうです。
小さな世界では何も生まれてこない
いまでは、たくさんの情報があふれ、逆にどの情報が正しいのかを取捨選択しないといけない時代になっています。
では、こんな時代であっても、ヘルメットをはずす!という行為ができたでしょうか?と自らの体験と照らし合わせて語っておられます。
要するに、どれだけ校則にしばられていても、これが当たり前だという前提で物事に取り組みますから、ヘルメットを脱がずに物事を始めるのです。
そう、全く疑問を持たずにです。
これは先日書いた、「コラボで革新」の本にある「Make New 」「Make Better」と同じことで、ヘルメットを被ったま何か取り組む事とはずして取り組むにことは、同じ取り組みでも全く意味が違うのです。
あなたの中に疑問を持たないとヘルメットは脱げない
あなたは、この小さな世界で一生懸命羽ばたこうとしていませんか?
ヘルメットをはずすことで、あなたの思考はもっとクリアになり、世界観が変わるのです。
世の中にある膨大な情報も、いつも同じ世界に住んでいると、ただ流れていくだけなのです。そう、テレビのコマーシャルのようにね。
でも、あなたが認めて受け入れ、それを自分なりの解釈を持って触れることによって、さまざまな情報が自分の血や肉となって身についてきます。
ここ数日起きた私の現象
私はフォトリーディングという手法を使って、一冊にかける時間はほんの10分ぐらいになっているので、本を5冊程テーマに沿って読むことが増えてきました。
そして、とても不思議な感覚を体験したのです。
これは、本を読み進めるうちに、本をパラパラと数ページめくるだけで、私へのメッセージがあふれてくるのです。
はじめは、なぜ?そんな感覚になるのかわからなかたのです。
でも、この白いヘルメットの話を読んだ時、私はずっとヘルメットを被りながら読んでいることに気がついたのです。
今、私は自分のヘルメットを脱いで、著者との対話を楽しんでいる感覚です。
私が手にする本、開くページには、私の得たい答があると確信できたそんな日でした。