前回は、時間管理について、発想の転換をすることで自由な時間が生まれることを書いてみました。
今日は発想の転換ということがいかに大事か?ということにつて書いてみたいと思います。
今のやり方でやるから、問題が山積するのです
ビジネスにおいて、時間管理やちょっとした効率化で、利益が大幅に変わることが多々ありますから、経営者ともなれば、こぞって、このようなことを業務の一環として、取り組まれることが多いようですね。
また、家庭内においても、こういったことをすることで、効率化を図ったり、家計の節約に役立つことも多いようです。
しかし、ある一定数までいくと限界がやってきます。
例えば、会社だと、効率化をしすぎると社員の反感をかって、ヤル気なくなったり、お互いにギスギスしたりと、かえって問題がおこるケースも多いようです。
家庭においては、母親が一生懸命やるあまり、子供達が『あ、ほっておいてもどうせママがやってくれるし』とか、『忘れても、どうにかなるし』と、子供の方が、楽に楽に生きようとします。
で、母親のイライラが原因で、つい怒ってしまう。
嫌みを言ってしまうことで、家族関係がうまくいかなくなるケースも多いようです。
高品質が良いとは限らない
さて、ここで思い出してください。
昔の電話は、ただ電話をかけるということに特化した商品でしたね。
それが、一家に一台という電話から、一人一台になってからは、アレヤコレヤと機能が付帯し、ご年配の方には非常に扱いにくい商品になってきました。
もちろん、便利なところも沢山ありますが、時々、こんな高機能な商品持っていても、使うはずないやろう?かえって、操作を複雑にしてしまっていることも少なくありません。
これを人に置き換えるとどうでしょう?
今までシンプルだった生き方も、時代に流され、どんどん忙しくなってきています。
例えば、東京⇆名古屋、大阪⇆東京の出張も日帰りでできてしまうくらいですから。
Make BetterからMake Newへ
こんな生活に満足しているなら、全く問題ないのですが、もし変わりたい!変えたい!と思うなら、より良い方法をとるという発想より、新しい発想の転換が必要になるのです。
スタイルやルールを変えずに、より良いを目指すと破綻してしまうからです。
商品に例えると、TSUTAYA書店などもその一例かと思います。
昔は、本の立ち読みなんて、悪いことという概念がありました。
長時間本屋にいると、店員さんから煙たがられたりして……。それが今やどうでしょう、椅子がおいてあったり、喫茶店が中にあって、お茶を飲みながら売り本を読めるわけですから……
今までは、そんなこと、あったらいいなぁ〜の世界でしたから……
発想力で自分が「感じて→気づいて→動いて→変わっていく」
商品は簡単に変えられても、人は着せ替え人形のようにすぐに変わることはなかなか難しいのですよね。
でも、もし変わらないと……。と思ったら、少しずつでいいので行動を変えてみてください。
例えば、通勤経路を変えるというささいなことでも構いません。
このような行動が、ちょっとずつ変わっていく手がかりになるのです。
今までの頑張りを見直してみましょう。
視点を変えたり、行動を変えたりすることで、手がかりがつかめるはずです。
ほっと一息
この写真の花は、にらの花です。
そう、野菜のにらです。なんだか味と花がイメージつかないですよね。うちの土手で見つけました。