私が外から帰ってくると、ガネーシャが、なんだか私の携帯で誰かに電話している様子。
「ガ、ガネーシャ!?何しているの?
私、その電話さっきから探していたんやけど……」
おもむろに、携帯を除き込むと、英語が聞こえてくる。なんだか、国際通話の様子。
おい、おい。
「ガネーシャ!‼︎何しているの??」と、眉間にしわを寄せながら、けげんな顔をして見せたら、
「ひや〜〜〜!恐!絶世の美女がえらい剣幕で、どないしはったん?!」とガネーシャ。
「どうも、こうもあらへんがなぁ〜。一体何してたん!国際通話でどこかけてたんやなぁ〜」と、押し問答。
ガネーシャの一通のメール事件
「ハハハハハ……。そんなことかいなぁ〜。いやなぁ〜、あれから和代ちゃんからメッセージもらってなぁ〜。
『愛しのガネーシャ様、今日は、……。近いうちにあんみつ持ってお伺いします〜〜。』って、かわゆいじゃないの!で、今、その返事書こうと思っていたんやけど、ちょっと分からんことがあって、エミーちゃんに国際電話かけとったところやん。」
「ちょ、ちょっと待った!もう一度、整理させて。和代ちゃんって誰?エイミーちゃんって誰??よ」
「あ、和代ちゃんは、わしのファンである、経済評論家の勝間和代ちゃんで、エイミーちゃんは昨日紹介してた、<パワーポーズ>が最高の自分を創るの作者、エイミー・カディちゃんよ。」
は?は〜あ?いつから友達になったか知らんけど、ま、ガネーシャの空想、空想。(⌒-⌒; )
「わかったから、で、なんで電話していたん??」
「いやなぁ〜。エイミーちゃんの本の第2章に書いてある『ジュリアン・ムーアさんのインタビューのところはとっても面白いので、ぜひ、読んでくださいね。』って和代ちゃんからのメッセージがあったわけや。
で、読むのも大変やから直接本人に聞こうと思って、電話していたん。
あいにく、時差でお休み中。繋がらへんかったわけや。」
は?はぁ……
気をとりなおして、「で、で、読み直したん?どうやったの?」
プレゼンスとは
そやなぁ〜、まづ、この本で出てくるプレゼンスの意味なんやけど、日本語では存在という意味なんや。
けど、ここでは、『自分の真の気持や考え、価値観、可能性に耳を傾け、自然にそれを表現できている状態』を目指すことやねん。
ジュリアン・ムーアさんのインタビューの記事が書かれてあるんやけど、彼女は大女優で、演じる際、目の前の今に集中することを非常に大事にしているわけや。
で、彼女のプレゼンスとは、自分らしくないと実感できないときは、見られているのを感じられない時らしい。これも、彼女の生い立ちからきているんやけど、もう一つの鍵は、リラックスすることらしい。そしたら気持や感情、ニュアンス、プレゼンスが自然に表現できるって言っていたなぁ〜。
女優やから、演じる前の事前準備は当然必要やけど、演技は監督の指示に合わせるのではなく、私の演技を監督が選ぶかどうか?だけだから、偽りのない自分でしかできない役を演じる。それを、監督が選ぼうが選ばなかろうが、これはニュアンスん違いだから……。って、主体的な発言もあったなぁ〜。
自身を失って心が弱っているときは、自分を発揮できるないからな、結局パワーも必要やし、自分がありのままでいることで、他にも影響を与えたとき、すべてが生き生きと回るらしいわ。」
プレゼンスができるようになるには、4つのポイント
まとめると、こんな感じかなぁ〜
プレゼンスができるようになるには、4つのポイント
- 正しく状況に向き合い受けとめること
- 相手に心を寄せ共感すること(共感し合える人間関係の構築)
- 自分のなかのさまざまな側面を一つにして対処すること(成長の場として捉える)
- 相手や状況にたいして自分のすべてを注ぐこと(自身のアイデアや労力で貢献できる)
まとめ
こうやって、パワーが一つになったとき、真の意味で生き生きとするのがどういうことかが明確になり、自分の役割が果たせるわけや。
そしたら、それが自分のものとなり、他者と分かり合え、自分自身も見出せる。つ〜ことやね(-_^)
そう言うとガネーシャは、
『ありのままの姿見せるのよ?(それ以上ありのままの姿見せたら怖いし)
ありのままの自分になるの?(いつも自由やん)
何も怖くない!(これ以上怖いもんってあるん? )
風よ吹け!
少しも寒くないわ!(だって、今、夏やもん!)』
アナと雪の女王の主題歌を口ずさみながら、お風呂に入りに行った。
おやすみなさい。(( _ _ ))..zzzZZ